瑞草区良才洞（ソチョグ・ヤンジェドン）韓電（ハンジョン）アーツプールセンターで韓日合作ミュージカル『東亜悲恋』が２１日まで公演される。 在日韓国人に対する差別の中でも国籍を越えた友情と愛を守っていく韓日の若者たちの話だ。

この作品には両国の人気歌手が出演する。 女性グループＳ．Ｅ．Ｓ．のシューと日本で人気絶頂のダンスグループ「Ｖ６」の井ノ原快彦だ。 １９日午後、韓電アーツプールセンターで２人に会った。

－－相手を評価するならば。


（井ノ原）「常に明るく笑っている点が良い」

（シュー）「全く芸能人っぽくないところが良い。 演技はやたらに力を入れすぎていない自然な面が良い」

－－（シューに）日本で成長する過程で、韓国人としてアイデンティティに混乱を感じたことはないか。

「日本で生まれて１３年を過ごしたが、劇中の内容のようにいじめられたことはない。 ほぼ日本人と同じように育った」

－－公演過程で難しかったところは。

（井ノ原）「舞台はチームワークが重要だ。特に難しいことはなかった」

（シュー）「（公演練習のため）１人荷物を抱えて日本へ発った時が大変だった。 後になって（一緒に公演した）周りの日本人たちが、私が寂しがるのではないかと心配したという話を聞いた。 その気持ちにとても感謝する。そばで見守ってくれた仲間が力になった」