30日、ウクライナの首都キーウの北部カチュジャンカ村付近にある商店で会ったアレクサンドルさん(64)は「ロシア軍が店を略奪して行った後、まだその借金を返している」と話しながらも「結局、ロシアの若い軍人もプーチン大統領の嘘に振り回されているのでは」と語った。 カチュジャンカ=キム・ホンボム記者
ベラルーシを経てウクライナ・キーウに南下したロシア軍の1年前の侵攻ルートを遡りながら、戦争が残した傷跡をたどった。記者はキーウを出発し、カチュジャンカ、イワンキウを経てプリビルスクまで接近した。プリビルスクはベラルーシとの国境から直線距離でわずか40キロ、原発事故で有名なチェルノブイリ地域とは約20キロしか離れていない都市だ。
ウクライナ「獣のように扱われた」…血の色「侵攻の道」に刻まれた怨恨(2)
この記事を読んで…