原発事故が発生した福島近隣の海水が使われたバラスト水が韓国に排出されたことが確認された中で、韓国政府が適切に管理されているという立場を明らかにした。
31日、韓国海洋水産部によると、2017年9月から昨年末まで管轄水域外で注入されたバラスト水519万9935トンが韓国の海域に排出された。この期間に排出された未交換のバラスト水は約321万トン程度と推算されるが、このうち福島・宮城で注入したバラスト水を交換しないで韓国内で排出した船舶は37隻で排出量は約12万トンとなった。
海洋水産部は2021年8月より、同2県から入港した船に対して韓国の海域に入ってくる前にバラスト水をすべて交換させているが、交換していなくても入港を拒否することはなかった。その代わりにバラスト水未交換の船舶に対しては放射能全数調査を実施したというのが海水部の説明だ。
一方、海洋水産部は福島原発汚染水が海洋に放流される時点からは福島近隣6県全体に対してバラスト水を交換した後に入港するように措置を取る計画だ。船舶が韓国内に入港すればバラスト水交換について検証する一方、移動型放射能測定装備でバラスト水の放射能汚染についても全数調査を行う予定だ。
31日、韓国海洋水産部によると、2017年9月から昨年末まで管轄水域外で注入されたバラスト水519万9935トンが韓国の海域に排出された。この期間に排出された未交換のバラスト水は約321万トン程度と推算されるが、このうち福島・宮城で注入したバラスト水を交換しないで韓国内で排出した船舶は37隻で排出量は約12万トンとなった。
海洋水産部は2021年8月より、同2県から入港した船に対して韓国の海域に入ってくる前にバラスト水をすべて交換させているが、交換していなくても入港を拒否することはなかった。その代わりにバラスト水未交換の船舶に対しては放射能全数調査を実施したというのが海水部の説明だ。
一方、海洋水産部は福島原発汚染水が海洋に放流される時点からは福島近隣6県全体に対してバラスト水を交換した後に入港するように措置を取る計画だ。船舶が韓国内に入港すればバラスト水交換について検証する一方、移動型放射能測定装備でバラスト水の放射能汚染についても全数調査を行う予定だ。
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