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隔離なく逃走した40代中国人感染者、処罰なく強制追放=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

仁川(インチョン)国際空港に用意されたコロナ検査所で中国発航空機外国人入国者がPCR検事を待っている。カン・ギホン記者

新型コロナ検査で陽性と判明した後、隔離を拒否して逃走した中国人に、処罰もなく強制出国措置が取られたことが分かった。

中央事故収拾本部によると、3日に仁川(インチョン)空港に到着した後、新型コロナ陽性が判明し、ホテルに移動中に逃走した中国人A(41)が13日、強制追放された。

中央事故収拾本部の関係者は「Aは感染病予防及び管理に関する法律違反の疑いで警察の取り調べを受けて送検されたが、裁判まで1カ月以上かかる」とし「拘束事由に該当せず釈放しなければならない状況で、出入国・外国人庁が別途の裁判なく措置を取る強制追放処分を先にした」と説明した。


Aは1年間の入国禁止となった。

Aは3日、仁川国際空港で新型コロナ陽性判定を受けたが、隔離を拒否して逃走し、2日後の5日、ソウル中区のホテルの客室で警察に逮捕された。

Aは中国で予約したホテルに妻と共に宿泊し、外出もしたことが明らかになった。警察は逃走2日後の5日昼12時55分ごろ、このホテルの客室に隠れていたAを検挙した。Aは検挙後に隔離され、隔離が解除された後の10日、警察と出入国・外国人庁の取り調べを受けた。

隔離拒否に対する処罰は警察の調査に基づき検察が起訴手続きなどを踏んで賦課する予定だと、中央事故収拾本部は説明した。感染病管理法違反行為は1年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金となる。



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