中国で春節（旧正月）を控え、雪崩や工場爆発などの事件事故が相次ぎ、数十人の死傷者が発生した。

中国現地メディアによると、１７日午後７時５０分ごろ、チベット自治区ニンティ市のトンネル入口で発生した雪崩による死者は２０人に増えた。事故後８人は連絡が途絶えた状況という。

当時、雪崩でトンネルの前には３メートルの雪が積もり、ここを通過していた車が埋没し、一部の車両はトンネル内に孤立した。現地消防隊は事故直後に８人の死亡を確認したのに続き、捜索作業中に１２人の死者を追加で発見した。


一方、１５日に遼寧省の化学工場で発生した爆発事故の死者は１２人に増え、１人は行方不明という。事故直後、現地メディアは２人が死亡し、約３０人が負傷したと報じたが、行方不明者の救助過程で死亡者が１０人増えた。工場のメンテナンス作業中に発生した爆発当時、炎と黒い煙が上がり、事故現場から２キロ離れた地域の窓と扉が壊れるほど威力が強かった。