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「トラウマに一生苦しめ」 住民センターで焼身図った60代の男に懲役1年6月=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

昨年11月23日、釜山鎮区の住民センター1階で焼身を図った60代の男を消火器で制圧する警察 写真=釜山警察庁提供

公務員が自分を無視するといって釜山(プサン)の住民センターで焼身を図った60代の男Aが1審で懲役刑を言い渡された。

釜山地裁は18日、特殊公務執行妨害、現住建造物放火予備容疑で起訴されたAに懲役1年6月を言い渡した。Aは昨年11月23日午後3時50分ごろ、釜山鎮区の住民センター1階で油を体にかけて携帯用ライターで焼身を図った。

犯行当時、Aは「私がこのようにしてこそ、お前たちはトラウマとなって一生苦しむはずだ」と言いながら自分の体に火をつけようとした。通報を受けて出動した警察は、Aが手に持つライターに火をつけると直ちに消火器を使って制圧し、体に火はつかなかった。


Aは普段から住民センターの社会福祉業務担当公務員がまともに応対しないという不満を抱いてきた。こうした中、高齢者雇用事業申請資格要件を担当する公務員がまともに案内をしなかったとして怒りを抱き、こうした犯行に及んだという。

釜山地裁は「犯行の道具をあらかじめ準備して公務執行を妨害し、多数の人がいる空間で放火しようとした」とし「住民センターの公務員は相当な精神的ショックを受けた」と量刑の理由を伝えた。



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