起亜が欧州で販売する「スポーテージ」のプラグインハイブリッド(PHEV)モデル。外部充電が可能なモデルだ。ドイツの有力自動車専門メディアの評価で相次いで最も競争力がある車に選ばれたが韓国では販売していない。[写真 起亜]
現代自動車(ヒョンデ)グループが昨年韓国で販売したプラグインハイブリッド(PHEV)車の台数だ。これに対し輸入車は昨年11月までで1万2076台のPHEVを韓国市場で売った。PHEV市場を輸入車が独占しているのだ。PHEVは電気自動車とハイブリッド自動車の長所を混ぜて作った車だ。エンジンを回してバッテリーを充電するハイブリッドカーとは違いPHEVは外部充電が可能だ。電気自動車のようにモーターだけで長距離を走ることができる。最近ではモーターだけで最大100キロメートル走れる車まで登場した。ただハイブリッドカーより高容量バッテリーを使い生産単価が高いという短所がある。
韓国のPHEVは輸入車の独壇場だ。BMWとベンツ、ボルボは先を争ってPHEV販売台数を増やしている。人気モデルであるBMW「530e」は昨年だけで2500台以上売れた。BMW「X5 4.5e」は1000台以上売れ、ベンツ「E300e」とボルボ「XC90T8」は500台以上販売した。