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「残酷虐殺」期待したプーチン失望? 「アルマゲドン将軍」3カ月で更迭(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

プーチン露大統領

今回、ロシア軍総司令官を兼職することになったゲラシモフ氏は10年以上参謀総長を歴任した逆転の勇士で、ロシアのウクライナ侵攻計画にも深々と関与している。プーチン大統領はゲラシモフ氏の投入でロシア軍指揮部の戦場統制力を強化することを期待している。早ければ今月末にもロシア軍が大規模な攻撃を断行するとの予測も出ている。



西側の診断は違う。英国国防省は11日、ツイッターを通じて「ゲラシモフの登板はロシアが深刻な状況に置かれているという傍証」としながら「ロシアが思い通り戦争を進めることができなくなっていることを意味する」と指摘した。また米ホワイトハウスのカリーヌ・ジャン=ピエール報道官は記者会見で「ロシアは始めるべきでない戦争で自身の困難を克服するために引き続き努力している」と皮肉った。


ゲラシモフ氏個人にも今回の任命が否定的に作用する可能性があるとの観測も出ている。英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)のマーク・ガレオッティ上級客員研究員は「スロビキンにとっては暗黙的降格であるかもしれないが、ゲラシモフにとっては『毒が入った聖杯』になりえる」とし「プーチンは再び非現実的な希望を抱いて彼に責任を問わせるだろう」と話した。

一方、11日にもソレダルでは激しい交戦が続いた。プリゴジン氏はこの日テレグラムを通じて「ソレダルでウクライナ軍500人が死亡した」とし「我々に反旗を翻すウクライナ部隊を破壊した」と主張した。ウクライナ側は「ソレダルは今も我々の土地」とする主張で真っ向から反論した。


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