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韓国に次いで日本にも「防疫報復」…中国、新規ビザ発行を中断

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

8日、北京首都空港入国フロアに施設隔離なしで入る訪問客。パク・ソンフン特派員

中国が韓国国民に対する短期ビザ発行を全面的に中断したことに続き、日本に対しても中国行きビザの手続きを停止したと日本共同通信が10日、報じた。

共同通信は複数の日本旅行業界関係者の言葉を引用して「中国当局が10日、日本で中国に渡航するビザ(査証)の手続きを停止したと旅行会社に通知した」とした。

これは日本政府が中国発入国者に対する防疫措置を強化したものに伴う措置とみられる。日本政府は先月30日から中国本土から来る入国者に対して出国前72時間内の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)陰性証明書提出を義務づけ、入国時に新型コロナ検査を実施することにした。


一方、中国はこの日、中国に入国する韓国国民に対するビザ発行業務を全面的に中断すると発表した。発行が中断される短期ビザの目的は訪問や商業貿易、観光、医療の他に一般個人事情などが含まれる。

これもまた韓国が中国発入国者を対象に防疫措置を強化し、報復性措置に出たものと解釈される。

韓国政府は中国発入国者を対象にした防疫強化措置は科学的で客観的な根拠により下した措置という立場を明らかにしてきた。前日(9日)の電話会談で、新たに就任した中国の秦剛外交部長が最近中国入国者に対して取った韓国の一時的制限措置に懸念を表示して「韓国は客観的かつ科学的な態度を取るように」と話すと、韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は科学的根拠により取られた措置だと説明した。

その後、中国の短期ビザ発行中断事態につながると、外交部当局者はこの日記者団と会って「(中国の)今回の措置について遺憾だと考える」とし「外交チャンネルを通じても中国側に我々の立場をはっきりと伝達した」と明らかにした。



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