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ベラルーシ「ロシア供給の核ミサイル準備完了」…ウクライナ射程圏

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ベラルーシが25日(現地時間)、ロシアから供給を受けた「イスカンデル弾道ミサイル」と「S400防空ミサイル」を運用する準備をすべて終えたと伝えた。

タス通信・ロイター通信などによると、ベラルーシ国防総省のレオニード・カシンスキー・イデオロギー総局長は同日、同国のテレビ局とのインタビューで、「(両ミサイルシステムを運用する)部隊は、両国の共同訓練所ですべての準備過程を終えた」と述べた。また、「これらのミサイルシステムは現在戦闘準備態勢に入っている」とし「任務を遂行する準備が完全にできている」と述べた。

イスカンデルは、在来式弾頭と核弾頭をいずれも搭載できる短距離弾道ミサイルだ。最大射程距離は500キロメートル以上だという。ベラルーシに配備された同ミサイルは、隣国のウクライナとポーランドを射程圏に置いている。


S400ミサイルは、2007年からロシア軍に実戦配備されている中長距離地対空ミサイルシステムだ。レーダーではほとんど捉えることのできないステルス戦闘機まで追跡し、撃墜できるという。

一方、ベラルーシのルカシェンコ大統領は19日、自国を訪問したプーチン露大統領と会談後、記者会見で「イスカンデルミサイルとS400ミサイルが自国で実戦配備された」と述べている。



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