北朝鮮の国旗 平壌写真共同取材団
北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、「国家宇宙開発局は12月18日、西海衛星発射場で偵察衛星開発のための最終段階の重要実験を行った」と報道した。
通信によると、国家宇宙開発局報道官は「今回の重要実験が衛星撮影およびデータ伝送系統と地上管制システムの能力を評価することに基本目的を置いた」と明らかにした。具体的に「衛星実験品をキャリアに搭載して高度500キロメートルまで高角発射させた後、宇宙環境を模擬した最適の環境で各種の撮影装備に対する撮影コントロール指令と姿勢コントロール指令をはじめとする地上管制の信頼性を実証するとともに、データ伝送装置の処理能力と安全性程度を評価する方式で行われた」と話した。
原州漢拏(ウォンジュ・ハンラ)大学のチョン・デジン教授は「北朝鮮は自分たちが決めたスケジュール通りに国防力をじわじわと高度化している。米国との交渉を通じて得られる制裁緩和より国防力増大を通じた交渉力強化、強対強の原則にともなう対米・対南圧迫に注力するということ」と話した。
北朝鮮はこの日、衛星実験品で撮影した白黒写真2枚を公開した。北朝鮮の主張によると、20メートル分解能実験用パンクロマチック撮影機1台と多スペクトル撮影機2台を通じてだ。写真にはソウル・竜山(ヨンサン)の大統領執務室周辺をはじめ、漢江(ハンガン)橋梁、仁川(インチョン)・松島(ソンド)のセントラルパーク一帯などが含まれている。
北朝鮮は2012年に光明星3号2号機と2016年に光明星4号を軌道に進入させたことが北米航空宇宙防衛司令部により確認されているが、地上観測映像を公開したり衛星と地上基地局間の信号送受信事例はなく、「宇宙ごみ」を軌道上に上げたという指摘を受けていた。
専門家らはひとまず公開された衛星写真は非常に低い水準だと評価した。韓国航空大学のチャン・ヨングン教授は「北朝鮮が衛星を打ち上げて韓国を撮影したイメージを見せたのは初めて」としながらも、「最近の偵察衛星は分解能が0.5メートルはあり、大学でも1メートルの衛星を作る。20メートルならば軍事・偵察衛星とはみられない」と話した。
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