2日(現地時間)、カタールW杯H組最終戦の韓国-ポルトガル戦の後、ファンにあいさつする孫興ミン キム・ヒョンドン記者
孫興ミンの父ソン・ウンジョン氏は12日に公開されたtvN番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』予告編で「(孫興ミンが)手術日をできる限り繰り上げた」と明らかにした。続いて「(孫興ミンは)睡眠時間を除いてずっとアイシングしていた。それで腫れが少し早く引いた」と話した。
ソン氏は「(孫興ミンは)W杯の試合に出ること強く望んだ」とし「サッカー選手は左胸に太極マークを付けるのが夢だ。私にも興ミンにも(W杯出場は)光栄なことであり、国民が期待してファンが望むという話をしたことがある」と伝えた。
孫興ミンはカタールW杯開幕を半月後に控え、所属チームの欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ(UCL)試合で相手選手とぶつかり、左目に眼窩底骨折のけがを負った。
医学界では回復に1月以上かかるためW杯出場は難しいという見方が多かった。しかし孫興ミンはフェースガードを着用して代表チームに合流し、主将の腕章を付けて全試合にフル出場した。
特にグループリーグ最終戦のポルトガル戦では後半ロスタイムに自陣からドリブルで仕掛け、黄喜燦(ファン・ヒチャン、ウルバーハンプトン)にアシストして逆転決勝ゴールを呼んだ。孫興ミンの活躍で韓国は2010年南アフリカW杯以来12年ぶりに16強進出に成功した。
孫興ミンは8日に青瓦台(旧大統領府)迎賓館で開かれた韓国代表チームと尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫妻の食事会を最後に約3週間続いたW杯関連日程を終え、13日に所属チームのトッテナムに復帰するため英ロンドンに出国する。
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