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カブールの「中国人滞在ホテル」を武装勢力が襲撃…「数十人の死傷者発生」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
アフガニスタンの首都カブールでは主に中国人が滞在するホテルで12日(現地時間)、武装勢力による攻撃が発生し、外国人2人が負傷して3人が死亡するなど数十人の死傷者が発生した。

ロイター通信など外信報道によると、この日カブールの商業中心街であるShahar-e-Nau地域にあるホテルとその付近で大きな爆発が何度も発生した後、銃撃戦が続いた。

住民など目撃者は数人の武装勢力がホテル内に進入し、直ちにこれに対応するタリバン側の作戦が行われたと話した。


タリバン政府のザビフラ・ムジャヒド報道官は「鎮圧過程で暴漢3人が射殺され、外国人の場合、死亡者はおらず2人が負傷した」とし「彼ら外国人はバルコニーから飛び降りて負傷した」と説明した。

ただし、現地病院はツイッターを通じて「21人の死傷者を受け入れたが、このうち3人はすでに死亡した状態だった」と明らかにし、死傷者の規模がタリバンの発表よりもはるかに大きい可能性がある。

負傷した外国人の国籍は知らされていない。

テロが発生したホテルは外国人が主に滞在して、特に中国人の宿泊客が多いところだという。

中国は昨年8月にアフガニスタンを再掌握したタリバンと積極的に交流をしている国の一つに挙げられる。中国は鉱物資源開発に関連して企業関係者や官僚が同地を頻繁に訪問している。

あるインドメディアは、この日の攻撃の際にホテル内に中国外交官一行がいたと報じている。だが中国大使館やタリバン側はこれに対して公式確認をしていない。

テロの背後は伝えられていない。

カブールはタリバンの警戒が非常に強い場所に挙げられるが、最近ではテロが頻発している。特にカブールの外国大使館を狙った過激派テロ集団イスラム国(IS)の攻撃が続いている。

ISは9月初め、ロシア大使館付近で自爆テロを敢行し、ロシア大使館職員2人など約20人を死傷させた。

今月2日、武装勢力のパキスタン大使館襲撃で大使館警備員1人が重傷を負った後もISは背後を自任した。

ISとタリバンは同じイスラムのスンニ派だが互いに非常に敵対的だ。ISは米国とシーア派などに対するタリバンの態度が穏健だと非難してきた。



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