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<チャイナインサイト>韓日中協力は不可能? 韓半島・環境など共同の利益見つけなくては(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
成均中国研究所の李熙玉(イ・ヒオク)所長は中国の未来と関連し3つの類型を想定する。国際社会で協力的姿勢で経済発展を追求する中国、権力が大きくなり自身の意志を投射しようとする攻勢的な中国、経済発展後政治的に混乱する中国がそれだ。現在の中国は自己決定権を守るために民主化をあきらめ権力集中の誘惑に落ちた姿だ。これに伴い、今後の米中関係は制度・談論・理念競争が長期化する見通しだ。

台湾問題でも力の対決を準備する道に入った姿だ。過去中国の統一をめぐる議論は、中国が近代化に成功すれば台湾統一が自然になされるという立場だったとすれば、現在の習近平の統一論は中国が近代化を達成するためには台湾統一が優先的になされなければならないという立場に変わった。こうした談論の変化が台湾問題をさらに解きにくい構造にしている。

米中がそれぞれ自分の主導権を主張する中でその他の国は米中が引き起こした構造的変化により発生する大きな悲劇と災難を予感している。特に韓国のような地政学的中間国であり通商文化国は能力を発揮する市場と舞台がますます狭くなっている。韓日中の学者はいずれも現在の危機の中に互いの不信があると指摘する。同じ時空の中にある韓日中がそれぞれ異なる「世界」を構成しているということだ。

北京大学国際関係学院の唐士其院長は、朱熹の「理一分殊」の思想を例に挙げ、道理が同じでもそれぞれ異なる状況で多様な形式で現れることがある点を語る。中国と西欧がそれぞれ異なる脈絡で異なる概念でそれぞれの政治を表現しているが、極めて類似性が多いということだ。合わせて知識の自主性を提唱することが知識の創出に役立つが、知識の共通性を無視すれば知識の進歩を妨げかねないと話す。中国と西欧の疎通の可能性を力説したのだ。

◇構造的悲劇、出口はどこにあるか

もちろんこうした構造の中で東アジアの協力を実践するというのは明らかに難しい課題だ。しかし、松田教授は東アジアより小さな範疇である日中韓の協力は依然として実現の可能性があると予想する。韓日中3カ国が共同の利益を持っているためだ。彼は経済的相互依存と韓半島(朝鮮半島)の平和と安定、環境問題など世界的問題で共同の利益を実現するために協力可能な領域から実践に出ようと主張する。

このためはまず相互理解に向けた交流から回復しなければならない。留学と観光など人的交流強化が重要で、敏感な先端技術を除いた経済関係強化も緊要だ。また、既存の多国間協力機関を通じた関係回復も切実だ。2国間関係が権力の非対称性の中で相互尊重を実現しにくい側面があるため多国間関係を通じて共同の規範を作り実践しなければならないというのが出口戦略の最初のボタンになるだろう。

別の一方では米国と中国が主導しない多国間関係を通じ第3の空間を創出しなければならない。米中の権力争いの場から抜け出し外交的自律性を発揮する空間を確保してむしろ米中を仲裁できる談論の場を作ることが何より必要だ。

チャン・ヨンヒ/成均館大学成均中国研究所研究室長


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