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夫人・2人の息子殺した後泣きながら通報した40代男性…本来の計画はもっと残忍だった=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

10月26日、母親と息子2人が遺体で発見された京畿道光明(キョンギド・クァンミョン)のあるマンション。[写真 イ・ビョンジュン記者]

韓国では家長である自分を無視すると思い込んで2人の息子と妻を無惨に殺害するという事件が起きたが、このほど容疑者の40代男性が起訴された。

水原(スウォン)地検安山支庁刑事第2部(キム・ジェヒョク部長検事)は殺人容疑でA被告(45)を拘束起訴したと17日、明らかにした。

A被告は先月25日午後8時10分ごろ、自宅がある京畿道光明(キョンギ・クァンミョン)のあるアパートで妻(42)と15歳と10歳になる2人の息子を事前に準備した鈍器で何回も殴り、倒れ込んだ被害者を凶器で刺して死なせた容疑がもたれている。


検察によると、A被告は2020年6月ごろに会社を辞めた後これといった職につかず、妻と言い争いを繰り返しながら子女とも疎遠になるなど家庭不和がひどくなった。

その矢先、先月3日に長男が自身のスリッパを許可なく履いて外出したことに対して激しい暴言を浴びせた後、自分のことを蔑視しているという思い込んで家族を殺害そうと決心したと調査で分かった。

A被告は調査過程で「8年前に記憶を失って最近記憶を取り戻した」など多重人格障害などを主張したが、大検察庁(最高検)統合心理分析の結果、このような被告人の陳述はすべて偽りであると判定された。

A被告は自分の犯行を隠すために殺害直前に防犯カメラがあるエレベーターを通じて1階に降りて行った後、カメラがない1階廊下の窓から入ってきて家まで階段を使った。その後、A被告は長男と妻、次男を順に殺した。

A被告は当初彼らを気絶させた後、ベランダの外に投げて自殺に見せかけようと計画していたことが分かった。

A被告は犯行後約2時間ほどを近くのネットカフェでアニメを鑑賞して過ごし、家に戻った後「外出して帰宅すると家族が刃物に刺されて死んでいた」と泣きながら119に通報した。

一方、検察は被害者保護および支援のために遺族に葬儀費と心理治療費を支援した。



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