韓国政府は強制徴用賠償問題の解決法を模索するために「国内の被害者側だけでなく各界各層の意見をまとめていく手続きを進行している」と明らかにした。

外交部の任洙ソク（イム・スソク）報道官は１５日の定例記者会見で、「徴用問題に関連して依然として国内の意見を集める段階なのか」という質問に対し、このように答えた。

任報道官は政府が開催を予告した公開討論会については「具体的な時期と方式について引き続き検討中」と述べた。


任報道官は１３日、カンボジア・プノンペンで開催された韓日首脳会談の後、「外交当局間で緊密に意思疎通していくということに共感しただけに、早急な懸案解決のために合理的な解決方案を模索していく外交的努力を傾けていく」と明らかにした。

外交部当局者もこの日、記者らと会い、「高官級、実務級まで主な懸案の解決に向けて外交的努力を強化する」とし「被害者だけでなく、できるだけ多くの方々が受け入れられる合理的な案を導出しようと日本と緊張感を持って協議する」と強調した。

尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領と岸田文雄首相はプノンペンで首脳会談を行い、強制徴用など両国の懸案の早期解決に向けて引き続き協議していくという意見で一致した。