BTSのジョングク。[写真 ビッグヒットミュージック]
ソウル・瑞草(ソチョ)警察署は15日、外交部旅券課の元職員を横領容疑で在宅のまま送検したと明らかにした。警察は元職員が返却した帽子もともに検察に送った。
元職員は先月17日に、中古品取引サイトにジョングクがパスポートを作るため外交部を訪れた際に帽子を置いて行ったとし、外交部の公務職員証の認証写真とともに帽子を1000万ウォンで販売すると投稿した。
投稿後に議論が大きくなると元職員は投稿を削除し、翌日京畿道竜仁(キョンギド・ヨンイン)市内の派出所を訪ねて自首した。その後事件は瑞草洞にある外交部旅券課を管轄する瑞草警察署に渡された。
元職員は警察の取り調べで容疑を認めており、自身が投稿する前に外交部を辞職したと供述した。
警察はこの帽子がジョングクのものか確認するためBTSの所属事務所に事実関係確認を要請し、所属事務所は今月初めに警察に対し「その場所で帽子を紛失したのは事実」と回答した。
当初警察は元職員に業務上横領罪や占有離脱物横領罪を適用しようとしたが、法理検討を経た上で横領に決定した。
警察関係者は「取り調べの結果、元職員は管理職でなく公務補助職級だったということがわかり、業務上横領ではなく一般横領容疑が適合すると判断した」と説明した。
この記事を読んで…