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酒に酔ったままキャディーに「跪け」…ゴルフ場で泥酔客が蛮行=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
酒に酔ってゴルフをしていた客が競技進行をサポートしてくれるキャディーに対して「跪け」と暴言を吐くなど蛮行を犯した。だが、ゴルフ場側は特別な保護措置を講じなかったことが分かり問題になっている。

15日、SBS(ソウル放送)の報道によると、最近忠清南道公州(チュンチョンナムド・コンジュ)のあるゴルフ場ではキャディーが客の前で頭を下げたまま地面に膝をついている姿がキャッチされた。「競技の進行を催促する」という理由で客がキャディーを叱っているという。

その上、この客は酒に酔った状態だった。このゴルフ場の競技補助要員は「到着したときから本人が焼酎3本を飲んできたと話し、9ホール終わって迎えに行ったときもテーブルの上にマッコリが3本あった」と伝えた。


該当キャディーは10年以上このゴルフ場に勤務している「ベテラン」だったが、今回のことで「適応障害」診断を受け、今回のことがあって半月余り後の今月1日に辞めた。

ゴルフ場側は客のパワハラ行為にも特別な保護措置を講じなかったという。ゴルフ場で働くキャディーは厳密にいえば労働者ではなく個人事業者に分類されて保護義務の対象ではないためだ。

昨年7月の法改正でキャディーが特殊雇用職群に含まれて雇用保険の恩恵を受けられるようになったが、依然として労働者地位の法的保護を受けることができない。

全国女性労組のキム・ユリ組織局長はSBSに「客同士で口裏を合わせてそんなことはないと言ってしまう場合も多く、明確な証拠確保が容易ではない」と話した。



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