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韓国国防部長官、「クアッド加入が必要」の指摘に「同じ考え」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

国防部の李鍾燮(イ・ジョンソプ)長官

国防部の李鍾燮(イ・ジョンソプ)長官は14日、日米豪印4カ国の安全保障の枠組みであるクアッドに加入する努力が必要だという指摘に「その部分に対しわれわれも同じ考えを持っている」と話した。

この日李長官は国会予算決算特別委員会非経済官庁部別審査に出席し、与党「国民の力」の趙慶泰(チョ・ギョンテ)議員が「インドとオーストラリアがクアッドをしているが、そこに参加できるよう積極的な努力が必要だという主張に対してどう思うか」と質問するとこのように答えた。

彼は「インド太平洋戦略が概念的に発表されたように、その概念に合わせて国防部もともにその方向に進んで行く考え」と説明した。


李長官はボルトン元米大統領補佐官が最近ウォール・ストリート・ジャーナルへの寄稿で、クアッドは韓国を含む「クイント」に拡大すべきと主張したことに対しては、「公式な加入よりは機能別・分野別で緊密に協力する方向で推進していると承知している」と話した。

李長官は「韓米間にいまよりも強力な条約水準の協約がなければならない」という趙議員の指摘に「具体的に韓米間で緊密に協議していっている」とした。

彼は「相互防衛条約や韓米安全保障協議会(SCM)共同声明など文書的にだけでなく、さらに重要なのは両国間の信頼。両国間の信頼を高め特に北朝鮮の核・ミサイルに対する拡大抑止に対する部分は実行力を高めるために最大限努力している」と明らかにした。

また「実際の協議手続きから始めて制度的装置を用意したので単純な言葉だけするのではない。名前は分からないが北大西洋条約機構(NATO)に匹敵する水準で緊密な協議チャンネルから行い、情報共有、訓練していくことで合意しており、具体的にそのようにしていくだろう」と強調した。

李長官は北朝鮮の7回目の核実験と関連し、「通常(核実験を)6回やれば(開発は)完了したとみるが、北朝鮮はもう1度準備している。小型化と軽量化を通じて核能力を高度化する意図とみている」と話した。

その上で最近の北朝鮮の短距離弾道ミサイル(SRBM)挑発と関連し、「核を装着しようとする意図か」という質疑に、「そうみることができる。韓米同盟戦力で北朝鮮の挑発が発生しないよう抑制する努力をしている」と強調した。



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