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ヒョンデ、インドネシアのアルミニウムで低炭素電動化に乗り出す

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ヒョンデが7月に公開したE-GMP基盤の高性能電気コンセプトカー「RN22e」は軽量化と剛性のため3Dプリンティングで作られたアルミニウム部品が装着された。[写真 ヒョンデ]

ヒョンデ(現代自動車)がインドネシアのアダロミネラルズズと協力し低炭素電動化の核心素材であるアルミニウムの確保に乗り出した。最近世界の自動車業界の電動化推進により車体を軽く丈夫にさせられるアルミニウムに対する需要が増加している。アダロミネラルズはインドネシアの代表的鉱物資源企業で、最近アルミニウム生産に向けた精練所新設を発表した。

ヒョンデは13日、「B20サミットインドネシア2022」が開かれたインドネシアのバリで、アダロミネラルズとアルミニウム供給関連業務協約(MOU)を結んだ。この日の協約式には現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長、ヒョンデの張在勲(チャン・ジェフン)社長とアダロミネラルズ側の役員陣が参加した。

今回の協約を通じ両社はアルミニウム生産と供給に関する包括的な協力体系を構築する予定だ。ヒョンデはアダロミネラルズが生産するアルミニウムの供給を受ける。アダロミネラルズはアルミニウム製品が現代自動車グループの海外生産拠点各地に供給できるよう支援する。


今後アダロミネラルズが生産する「低炭素アルミニウム」をヒョンデに優先供給する案も推進する。低炭素アルミニウムは再生可能エネルギー活用などを通じて生産過程での二酸化炭素発生を大きく抑えたアルミニウムを意味する。低炭素アルミニウムはヒョンデが推進する炭素中立達成に寄与するものとみられる。

両社は今回のアルミニウムMOUを手始めに、素材と親環境分野でも追加で協力する予定だ。ヒョンデ関係者は「ヒョンデはインドネシア工場竣工、バッテリーセル合弁工場(LGエネルギーソリューション)着工など、自動車産業分野でインドネシアと積極的に協力している。今回のアルミニウム供給MOUを通じて多様なシナジーが現れると期待する」と話した。



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