北朝鮮が2日に北方限界線(NLL)南側に撃ったSA5ミサイルの残骸を韓国海軍が6日に東海(日本名・日本海)の水深1700メートルの海底から引き上げたのは、砂浜で針を探すのに匹敵する難しい作戦だった。
ミサイル捜索・引き上げ作戦には海軍の水上救助救難艦「光陽(クァンヤン)」が投入された。2015年に進水したこの船は沈没・座礁した船舶を救助したり港湾水路の障害物を除去し、海上火災を鎮圧する任務を受け持っている。
光陽は3日、北朝鮮のミサイルが着弾したNLL南側26キロメートル、束草(ソクチョ)東側57キロメートル、鬱陵島(ウルルンド)北西側167キロメートルの海域に出動した。座標はわかっていても水深1700メートルには光がまったく入らないためミサイルを捜索するのに時間が長くかかった。
海軍は無人潜水艇を海中に送った。水深1700メートルは海軍海難救助戦隊の深海潜水士が作業できない深さだ。海軍の無人潜水艇は水深3000メートルまで潜ることができる。
無人潜水艇に取り付けられたソナーで北朝鮮のミサイルの胴体ほどの大きさの金属体を探した後に近付いてカメラで北朝鮮ミサイルであることを確認した。
海軍第1艦隊司令官を務めたキム・ジンヒョン元合同参謀本部戦力部長は「東海は水深が深く流れが速くないため北朝鮮のミサイルは着弾位置から遠くに流されなかった。座標を知っていても暗い深海をくまなく探して発見したのはすごいこと」と話した。
ミサイル捜索はミサイル引き上げと比較すれば容易だという。光陽でカメラを見て無人潜水艇のロボットアームを操縦しミサイルの胴体にワイヤーとつないだリングをかけた。そして光陽がクレーンで無人潜水艇と北朝鮮ミサイルを引き上げた。
キム元部長は「水圧が強い環境でロボットアームで作業する際には外科精密手術並みの集中力が必要だ」と話した。
韓国海軍は2012年と2016年に西海(黄海)で北朝鮮の長距離ロケットの残骸を捜索し引き上げている。キム元部長は「海軍は1980年代から北朝鮮のスパイ用船舶・半潜水艇を海中から引き上げるノウハウを多く蓄積した」と話した。
ミサイル捜索・引き上げ作戦には海軍の水上救助救難艦「光陽(クァンヤン)」が投入された。2015年に進水したこの船は沈没・座礁した船舶を救助したり港湾水路の障害物を除去し、海上火災を鎮圧する任務を受け持っている。
光陽は3日、北朝鮮のミサイルが着弾したNLL南側26キロメートル、束草(ソクチョ)東側57キロメートル、鬱陵島(ウルルンド)北西側167キロメートルの海域に出動した。座標はわかっていても水深1700メートルには光がまったく入らないためミサイルを捜索するのに時間が長くかかった。
海軍は無人潜水艇を海中に送った。水深1700メートルは海軍海難救助戦隊の深海潜水士が作業できない深さだ。海軍の無人潜水艇は水深3000メートルまで潜ることができる。
無人潜水艇に取り付けられたソナーで北朝鮮のミサイルの胴体ほどの大きさの金属体を探した後に近付いてカメラで北朝鮮ミサイルであることを確認した。
海軍第1艦隊司令官を務めたキム・ジンヒョン元合同参謀本部戦力部長は「東海は水深が深く流れが速くないため北朝鮮のミサイルは着弾位置から遠くに流されなかった。座標を知っていても暗い深海をくまなく探して発見したのはすごいこと」と話した。
ミサイル捜索はミサイル引き上げと比較すれば容易だという。光陽でカメラを見て無人潜水艇のロボットアームを操縦しミサイルの胴体にワイヤーとつないだリングをかけた。そして光陽がクレーンで無人潜水艇と北朝鮮ミサイルを引き上げた。
キム元部長は「水圧が強い環境でロボットアームで作業する際には外科精密手術並みの集中力が必要だ」と話した。
韓国海軍は2012年と2016年に西海(黄海)で北朝鮮の長距離ロケットの残骸を捜索し引き上げている。キム元部長は「海軍は1980年代から北朝鮮のスパイ用船舶・半潜水艇を海中から引き上げるノウハウを多く蓄積した」と話した。
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