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韓国民統線の住民「荷物を傍らに朝まで眠れず」…北の挑発に不安(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
横山里の住民は北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル挑発への対応をめぐり意見が分かれていた。パクさんは「韓国政府も退かず断固対処してこそ北もこれ以上の挑発ができなくなるはず」と話した。一方、キムさんは「最近は南北対話が断絶していて、これが緊張を緩和できない原因」とし「局地的な挑発につながることだけはあってはいけない」と述べた。

収穫の時期を迎えている横山里の畑に住民はほとんど見られなかった。休戦ライン南側の11カ所の展望台のうち北朝鮮と最も近い台風展望台にも生態公園の「臨津江(イムジンガン)平和湿地園」にも訪問客はなかった。湿地園の隣の美術展示館も状況は同じだ。臨津江平和湿地園の関係者は「2日に北が弾道ミサイルを発射した後、台風展望台の出入りが禁止された」とし「今月初めからマナヅル(天然記念物第203号)が越冬のために飛来して現在50羽ほどが生息している。今月中旬にはタンチョウ(天然記念物第202号)も飛んでくるが、この時期を逃すことになった」と話した。

こうした中、北朝鮮は3日夜にも江原金剛郡(クムガングン)一帯から東海(トンヘ、日本名・日本海)上の緩衝区域に砲射撃を行った。横山里の住民の不安な夜、不眠の夜が続いている。
韓国民統線の住民「荷物を傍らに朝まで眠れず」…北の挑発に不安(1)

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