韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は3日、北朝鮮の連続・多種ミサイル挑発に関連して「韓米拡大抑止実行力をさらに強化させ、韓日米安保協力も拡大せよ」と指示した。
この日午前、北朝鮮の長・短距離弾道ミサイル追加発射直後、尹大統領は龍山(ヨンサン)庁舎で金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長の主宰で開かれた緊急「国家安全保障会議(NSC)常任委員会」に参加し、関連状況の報告を受けてこのように指示したと大統領室は伝えた。尹大統領は「北朝鮮が挑発の程度を高めていることから、我々国民の生命と安全を守るために一分の隙もなく韓米連合防衛態勢に万全を期すように」と強調した。
合同参謀本部によると、北朝鮮はこの日午前7時40分、平壌順安(ピョンヤン・スナン)一帯から東海(トンへ、日本名・日本海)上に「火星17型」と推定される大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したが失敗した。続いて午前8時39分に平安南道价川(ピョンアンナムド・ケチョン)一帯から短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射した。これに対し、ソウル広場に用意された「梨泰院(イテウォン)事故死亡者合同焼香所」の弔問を終えた尹大統領はすぐに龍山庁舎に来て会議に参加した。
NSC常任委員は「深刻な経済難と新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)で苦痛を受けている住民の民生と人権を度外視したまま挑発だけに執着して莫大な財源を使い果たしている北朝鮮の形態を嘆く」とし「「相次ぐ挑発は北朝鮮をさらに孤立させて政権の未来を暗くするだけだ」と指摘した。また「北朝鮮の弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会決議に対する重大な違反であり、韓半島(朝鮮半島)と領域内の緊張を高める深刻な挑発」と糾弾しながら、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応して韓米合同防御訓練を揺るぎなく持続していく立場を再確認した。
特にNSC常任委員は北朝鮮が前日に分断後初めて北方限界線(NLL)を侵して弾道ミサイルを撃ったことに続き、この日再び長距離弾道ミサイル挑発に出た点に注目したと大統領室は伝えた。安保ラインの与党核心関係者は中央日報に「韓日米安保協力が強化されると北朝鮮が韓国と日本、米国を交互に批判する形で挑発を敢行していると分析される」と伝えた。
問題は今後だが、北朝鮮がすでにICBMも発射しており、北朝鮮に残された挑発カードとして7回目の核実験が迫っているというのが安保ラインのおおよその認識だ。これに関連し、大統領室関係者は中央日報の電話取材に対して「実際に核実験を行う場合、その後起こるすべての状況の責任は全面的に北朝鮮にある」とし「また、北朝鮮の相次ぐ挑発がさらに強力な韓日米同盟強化の求心力として作用しているという点も肝に銘じるよう望む」と話した。
この日午前、北朝鮮の長・短距離弾道ミサイル追加発射直後、尹大統領は龍山(ヨンサン)庁舎で金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長の主宰で開かれた緊急「国家安全保障会議(NSC)常任委員会」に参加し、関連状況の報告を受けてこのように指示したと大統領室は伝えた。尹大統領は「北朝鮮が挑発の程度を高めていることから、我々国民の生命と安全を守るために一分の隙もなく韓米連合防衛態勢に万全を期すように」と強調した。
合同参謀本部によると、北朝鮮はこの日午前7時40分、平壌順安(ピョンヤン・スナン)一帯から東海(トンへ、日本名・日本海)上に「火星17型」と推定される大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したが失敗した。続いて午前8時39分に平安南道价川(ピョンアンナムド・ケチョン)一帯から短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射した。これに対し、ソウル広場に用意された「梨泰院(イテウォン)事故死亡者合同焼香所」の弔問を終えた尹大統領はすぐに龍山庁舎に来て会議に参加した。
NSC常任委員は「深刻な経済難と新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)で苦痛を受けている住民の民生と人権を度外視したまま挑発だけに執着して莫大な財源を使い果たしている北朝鮮の形態を嘆く」とし「「相次ぐ挑発は北朝鮮をさらに孤立させて政権の未来を暗くするだけだ」と指摘した。また「北朝鮮の弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会決議に対する重大な違反であり、韓半島(朝鮮半島)と領域内の緊張を高める深刻な挑発」と糾弾しながら、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応して韓米合同防御訓練を揺るぎなく持続していく立場を再確認した。
特にNSC常任委員は北朝鮮が前日に分断後初めて北方限界線(NLL)を侵して弾道ミサイルを撃ったことに続き、この日再び長距離弾道ミサイル挑発に出た点に注目したと大統領室は伝えた。安保ラインの与党核心関係者は中央日報に「韓日米安保協力が強化されると北朝鮮が韓国と日本、米国を交互に批判する形で挑発を敢行していると分析される」と伝えた。
問題は今後だが、北朝鮮がすでにICBMも発射しており、北朝鮮に残された挑発カードとして7回目の核実験が迫っているというのが安保ラインのおおよその認識だ。これに関連し、大統領室関係者は中央日報の電話取材に対して「実際に核実験を行う場合、その後起こるすべての状況の責任は全面的に北朝鮮にある」とし「また、北朝鮮の相次ぐ挑発がさらに強力な韓日米同盟強化の求心力として作用しているという点も肝に銘じるよう望む」と話した。
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