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【時視各角】新希望的思考…対日外交・戦術核を楽観する根拠あるのか=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

25日午後、東京のホテルで森健良外務事務次官と会談前に握手する趙賢東(チョ・ヒョンドン)外交部第1次官(左) 写真=在日韓国大使館

#1.今年、日本プロ野球セ・リーグで優勝したヤクルト・スワローズの小川泰弘選手会長は優勝が決まった日、約3万人のホームファンの前でマイクを握った。そしてファンに叫んだ最後の一言。「サ・ラン・ヘ・ヨ(愛してる)」。韓国語のあいさつにファンは歓呼した。

韓国に冷ややかな論調を維持していたA新聞社の最近の論説委員会議。「韓国が日本に前向きに出てくるが、我々も少しスタンスを変えるべきではないだろうか」。このような共感は実際、社説の変化につながった。驚く変化だ。

そのためか、在日大使館と外交部の関係者らは「日本の反応が大きく変わった」と自賛する。すなわち日本が韓国に手を差し出して韓日関係がすべて解決するかのように楽観する雰囲気もある。


しかし本当にそうだろうか。冷静に見ると、リップサービスが乱舞しているだけで、日本政府・自民党の態度はそのままだ。徴用者賠償問題も韓日関係改善を促す米国の圧力のためやむを得ず交渉しているだけで「賠償はない」という原則に変わりはない。

政権発足当時、韓国が自ら▼徴用者賠償をはじめとする過去の問題▼輸出規制▼軍事情報包括保護協定▼哨戒機レーダー事件▼福島水産物問題などをワンショットで解決しようという「グランド バーゲン」(一括妥結)方式に釘を刺してしまったため、何一つ解決しない矛盾に陥った。

岸田首相の「石橋を叩いても渡らない」政治スタイル、日本官僚組織の重層構造を看過した結果だ。ただ我々が信じたいと思う通りに信じる、文在寅(ムン・ジェイン)政権の5年間に常に指摘された希望的思考(wishful thinking)のせいだ。

#2.尹大統領は8月に訪韓したナンシー・ペロシ米下院議長と休暇を理由に会わず、電話だけをした。大統領室は「ペロシ議長も十分に理解した」と言った。急きょ用意された電話については「ペロシ議長が快く感謝の言葉を述べた」と発表した。

本当にそうだろうか。韓国に続いて日本を訪問したペロシ議長に会った人物は最近、「ペロシ議長が韓国にかなり怒っていた」と伝えた。韓国側の発表とは正反対だった。尋常でない雰囲気は韓国当局にも伝えられたが、反応は「ペロシ議長はもともとよく怒る方なのでそうではないだろうか」というあきれるものだったという。ペロシ議長に会わなかった決定が正しいのか正しくないのかはともかく、このような希望的思考が絶望を招く。

核共有および戦術核再配備の件も同じだ。尹大統領が「さまざまな可能性について一つ一つ確かめている」と述べると、米国はすぐに「米国の政策は変わっていない」と一蹴した。

2通りが考えられる。1つ目、我々が核政策の変化を真摯に念頭に置いてこのように述べたとすれば、これはあきれる失策だ。実現もしない核政策を公論化する瞬間、米国が「我々も検討する」と出てくる希望(可能性)が本当にあると考えたのだろうか。▼核保有または配備の論理開発▼周辺国の圧力と制裁対応案などを水面下で米国側に極秘裏、周到綿密に準備して説得しても可能かどうかというものだ。それを大統領の口で話してしまった。

2つ目、ただ何も考えずに話したのなら本当に考えがない政府だ。

#3.最後に釜山(プサン)万博招致活動。我々は「万国博覧会・オリンピック・ワールドカップの3大メガイベントをすべて開催する7番目の国」と広報するが、この時代にそれを重要だと考える国は多くない。

また「ソフトパワーと韓流拡散に寄与するはず」と強調するが、万博がなくてもすでに世界は十分に韓流パワーを感じている。どこかポイントがずれているような感じだ。我々の希望的思考と世界の感覚は違う。

もう一つの懸念。最近日本に来る政治家や財界人、公務員は同じ日本の要人に会って同じ要請を繰り返す。これが果たして役に立つのだろうか。「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」という。もう一つの「対韓国外交カード」を日本に握らせる逆効果は考えていないのだろうか。2006年の潘基文(パン・ギムン)国連事務総長選出当時もそうだった。日本はカードを握りながら結局、反対票、棄権票を投じた。

金玄基(キム・ヒョンギ)/巡回特派員/東京総局長



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