新しい「アルバムキング」の時代が開かれる。

２０１６年２ｎｄアルバム『ＷＩＮＧＳ』から今年アンソロジー『Ｐｒｏｏｆ』まで７年間、年間アルバムランキング１位（サークルチャート基準）に輝くＢＴＳ（ＢＴＳ）が「軍白期」（「軍隊」と「空白期」の合成語）に入る。１９９２年生まれの最年長ジン（キム・ソクジン）は１０月末、入営延期の取り消しを申請し、兵務庁の入営関連手続きに従う予定だ。ＢＴＳメンバーの順次入隊による空白は２０２５年まで続く見通しで、アルバム市場の「春秋戦国時代」が開かれた。

ＳｔｒａｙＫｉｄｓとＢＬＡＣＫＰＩＮＫは今年ビルボードメインアルバムチャート「ビルボード２００」に１位で初入りするなど「アルバムキング」の席に最も近い。これまでこのチャートのトップに上がったＫ－ＰＯＰグループはＢＴＳ、ＳｕｐｅｒＭを含めて計４チームだ。


ＳｔｒａｙＫｉｄｓは今年だけで２回目の１位にのぼり、第４世代ボーイズグループの先頭の座を強固にした。７日に発売したアルバム『ＭＡＸＩＤＥＮＴ』の販売実績は「アーニングサプライズ」だった。歴代初動（発売１週間の販売量）記録１～３位のＢＴＳに続き、４位（２１６万枚）を占めて初めて「ダブルミリオンセラー」を達成した。ビルボードチャート集計でも、今年４番目に多い現地販売量（デジタルを含めて１１万枚）でトップになった。

ＢＬＡＣＫＰＩＮＫは国内外のガールズグループ市場を制覇し、トップボーイグループと肩を並べている。アルバム『ＢＯＲＮ　ＰＩＮＫ』で９月アルバム出荷量基準で２４５万７２０６枚（サークルチャート集計）となり、ビルボードとともに英国オフィシャルアルバムチャートのトップを席巻した。初動記録では歴代ガールズグループ１位の１５４万枚を突破した。再契約を控えた７年目、２２カ月の長い空白期、比較的に少ないカムバック回数など不利な環境の中でも独歩的な存在感を見せる。

ＳＭではＮＣＴの末っ子グループＮＣＴＤＲＥＡＭが２ｎｄアルバム『Ｇｌｉｔｃｈ　Ｍｏｄｅ』でダブルミリオンセラーを達成した。２ｎｄ理パッケージアルバム『Ｂｅａｔ　ｂｏｘ』まで合わせれば、３５０万枚を超えた。所属事務所は「１ｓｔアルバム『Ｈｏｔ　Ｓａｕｃｅ』で発売１６日ぶりに販売量２００万枚を突破したが、今回のアルバムはたった７日で２１０万枚を超えた。自己最短記録を立て、キャリアハイを続けている」と強調した。


７年間王座を守ってきたＢＴＳの入隊による空白…Ｋ－ＰＯＰの『春秋戦国時代』へ（２）