北朝鮮の国旗 平壌写真共同取材団
軍当局は6日、北朝鮮軍用機12機が編隊飛行をしながら空対地射撃訓練を行ったことは公開したが、その2日後に戦闘機150機を動員した武力示威については知らせなかった。軍関係者は「(軍が設定した)特別監視では北側で行われた活動」としながら「北朝鮮軍用機の活動などすべての軍事事項は公開していない。F35Aなど優秀な戦力で偶発状況に備えるなど必要な措置が講じられた」と説明した。
専門家は今回の大規模航空訓練は地上管制に大きく依存する北朝鮮空軍の特性に合わないと指摘する。元韓国空軍参謀次長のキム・ヒョンチョル氏は「空軍の場合、空域不足や管制の困難などを考慮して同時滞空航空機大きい数を制限するのが常識」としながら、圧倒的に優勢な韓米空軍力を考慮して一度に出して脅威を与えようとする武力示威効果を狙ったものだとみられると説明した。
北朝鮮の相次ぐ空中武力示威は国連安全保障理事会が制裁の網の目を細かくする状況で北朝鮮がどのように航空燃料を調達したのか疑問を生んだ。北朝鮮は航空訓練に戦闘機を大規模に動員して実戦状況に備えた航空燃料備蓄分があることを誇示した。
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