サムスン電子がメタバース・プラットフォーム「Roblox」(ロブロックス)に公開した仮想空間「サムスンスペースタイクーン(Samsung Space Tycoon)」。[写真 サムスン電子、中央フォト]
慶尚北道(キョンサンブクド)は6日、このような内容をまとめた「メタバース首都慶北基本計画」を発表した。道は2026年までアプリケーション(アプリ)とPCウェブの双方からアクセスが可能な道独自のメタバースプラットフォームを開発する。このための試験運営として、年末までに10億ウォン(約1億円)を投入してメタバースと空港(Airport)を結合した「メタポート」を1次オープンする予定だ。
今後、慶北型メタバースである「メタポート」の構築が完了すれば、23の市郡がメタバース空間に現実と同じ市郡庁舎を整える。道は職員会議室やセミナー室もメタバース内に設ける予定だ。観光も可能だ。安東(アンドン)の陶山(トサン)書院・河回村(ハフェマウル)、慶州(キョンジュ)の仏国寺(プルグクサ)などのような象徴的な地域名所がメタバース空間に位置する。独島(トクド、日本名・竹島)旅行が可能で、浦項(ポハン)の虎尾串(ホミゴッ)も見ることができる。地域博物館を仮想空間で経験することもできる。
◆特産品ショッピングもメタバースで可能
大邱慶北(テグ・キョンブク)統合新空港の開港に合わせて、メタバース免税店も入店する。鬱陵島(ウルルンド)イカ・星州(ソンジュ)マクワウリ・聞慶(ムンギョン)オミジャ・九龍浦(クリョンポ)干しサンマ・青松(チョンソン)リンゴ・尚州(サンジュ)干し柿など地域の特産品販売店大部分がメタバース内に入る。道側は「メタ住民は自分のアバターを用いてメタバース空間で現実と同じように自由に行き来することができる。アバターがバスのような交通機関を利用するプログラムも別途構築する計画」と説明した。
国内外の他のメタバースプラットフォームと連動機能も増す。これを通じて道がメタバース韓流の拠点になるようにする方針だ。道関係者は「韓流統合コミュニケーションセンター、メタバースデータセンター設立を推進する」と伝えた。
道は地方自治体初の超大型メタバース事業であることから、メタバースコントロールタワーである「メタバース融合振興センター」を別途設立する予定だ。また、メタバースの完成度を高めるために全国(国際)大学生と「青年メタバース創作フェスティバル」を開催する計画だ。ドイツ・フラウンホーファー研究機構とメタバースの技術協力も強化する。
◆6889億ウォンの生産誘発効果が期待
メタバースの首都慶北が完成すれば、生産誘発効果6889億ウォン、付加価値誘発効果3275億ウォン、就職誘発効果5353人が発生すると分析された。李チョル雨(イ・チョルウ)知事は「第4次産業革命時代の無限競争に直面した道が再び過去の光栄を享受するためにはメタバース時代の主導権を占めなければならない」とし「慶尚北道が大韓民国を越えて世界的なメタバース首都として羽ばたけるように力を貸してほしい」と述べた。
一方、道は自らのメタバース事業の推進に合わせて昨年11月に行ったサイワールド・メタバース・プラットフォーム特産品販売店の入店計画などはすべて取り消した。
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