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韓米日対潜水艦戦訓練を終えて離れた空母レーガンが戻ってくる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓米合同海上演習に参加した米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が先月29日に東海上で機動訓練をしている。[写真 韓国海軍]

米国の原子力空母「ロナルド・レーガン」が5日に再び東海(日本名・日本海)に戻った。韓米合同海上演習と韓米日対潜水艦戦訓練を終え離れてから5日ぶりだ。

前日に北朝鮮が日本列島上空を超えて太平洋に中距離弾道ミサイル(IRBM)を発射するなど戦略的に挑発レベルを高めていることに対応した動きだ。「火星12型」と推定される北朝鮮のIRBMは米国の戦略基地である約3500キロメートルの距離にあるグアムをはるかに超える約4500キロメートルを飛行した。これまで北朝鮮が撃ったミサイルのうち最も遠くまで飛んだミサイルだった。

韓米軍当局はこのように北朝鮮が強く挑発すると強攻で対抗した。4日午後に黄海でF15K戦闘機から空対地誘導爆弾を投下し、この日夜から東海に地対地ミサイルを発射するなど精密打撃能力を見せる訓練を行った。


この過程で陸軍の「玄武2C」ミサイル(射程距離約800キロメートル)が発射直後に墜落し火炎が沸き上がり近隣住民を驚かせたりもした。韓国軍当局によると弾頭は民家から700メートル離れた所に落ちた。大事故につながりかねなかったが軍が事故後に関連事実をしっかりと知らせないなど安易に対応したという批判が出ている。

◇「6日に海上合同演習か」

合同参謀本部が5日に明らかにしたところによると、ロナルド・レーガンなど米海軍空母打撃群は東海の公海上に向け移動中だ。軍関係者は「5月の韓米首脳会談で米国の戦略資産を時宜適切で調整された方式で展開することに合意した。追加挑発に備え北朝鮮がミサイルを撃った当日に韓米の国防相が電話協議して決めた」と明らかにした。

6日には東海の公海上で韓米が再び合同演習を行うものとみられる。これと関連し軍消息筋は「米空母打撃群の展開を急いだためまだ訓練内容は確定的でない」と話した。

軍の一部では対潜訓練のように韓米日3カ国がミサイル警報訓練に出るかもしれないという観測も出ている。ミサイル警報訓練は北朝鮮の弾道ミサイルを仮定した仮想の標的情報をイージス艦が共有して探知・追跡する訓練だ。

韓米日は8月に環太平洋訓練(リムパック)を契機にこうした訓練を行ない公開したことがある。軍消息筋は「衛星を通じたデータリンクシステムで情報を共有する訓練。日本の海上自衛隊のイージス艦が東海に来なくても訓練に参加できる」と説明した。



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