ウォン
ソウル外国為替市場ではこの日、1ドル=1435ウォンまでウォン安ドル高が進んだ。これは金融危機当時の2009年3月17日(高値基準1436ウォン)以来13年6カ月ぶりのウォン安ドル高。26日にも取引場で1ドル=1430ウォン超となり、今年の最安値を更新していた。
この日、韓国ウォンは前日より4ウォン値上がりした1ドル=1425.5ウォンに取引が始まったが、午前9時50分ほど1ドル1430ウォンを超え、ウォン安ドル高が続いた。
最近の米連邦準備制度理事会(FRB)の高強度緊縮基調と拡大した景気沈滞の懸念、ウクライナ情勢の長期化などでドル高が続いている。英ポンドなど主要国の通貨安、イタリアの政治的不確実性、安値買い需要、国内当局の微細調整および実際の介入警戒なども為替レートに影響を及ぼしている。
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