20日午後、ソウルの気象庁国家気象センターで予報会議が開かれている。[写真 気象庁]
記者が参観した予報会議はこの日3回目に開かれた会議だった。これに先立ち午前7時50分と10時にも会議が開かれた。気象庁のチョン・グァンヨン予報局長のマイクに赤いランプが灯ると大型スクリーンに済州(チェジュ)の国家台風センター、鎮川(チンチョン)の国家気象衛星センター、大田(テジョン)の数値モデリングセンター、ソウルの気象レーダーセンターの様子が順に映し出された。会議に参加した10人ほどの予報官は韓半島(朝鮮半島)南側の海上に新たに登場した渦の便りに乾いたつばを飲み込んだ。会見画面と各自が準備した資料を比較するのに8台のモニターが休む暇もなく切り替えられた。
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