尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領
侮辱の対象が事実上野党だという大統領室の釈明が、さらなる論議を呼んだ。とはいえ、この問題が消耗的な政争に広がるのは望ましくない。実際、ホワイトハウスは「韓米関係は堅固で、バイデン大統領は尹大統領を核心同盟と考える」という意思を明確にした。韓国政界ももはや政治争点化を止めなければならない。韓国製電気自動車に対する補助金除外問題、通貨スワップ協議など韓米間で解決すべき懸案が急がれる時点ではないか。また、内部的にも物価高・金利高・ウォン安で苦しむ経済問題を解決するのが何より大事だ。ストーキング処罰法など安全に直結した懸案も山積している。国会が「政争のための政争」に陥没してはならない理由だ。
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