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【進撃の韓国防産】韓国の防衛産業に国際社会の耳目が集中(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
K2以前に韓国製兵器のうち最高人気品目は砲身口径が155ミリメートルであるK9自走砲だった。2000年以降155ミリメートル自走砲の世界市場の69%を占めるほど世界最強だ。ポーランドが最近670門を購入することにした。K9を生産するハンファディフェンスは2月にもエジプトと200門の輸出契約を結んでいる。K9が米国、ドイツ、フランスなどをはね除けて単独トップに出ることになったのは高い性能と信頼性、競争国製品の半分以下である安い価格のおかげだ。

K9自走砲が欧州で初めて姿を見せたのはノルウェーだった。2014年冬にハンファディフェンス(当時はハンファテックウィン)はノルウェーにK9を輸出するために競合を行った。K9とドイツ製PzH2000が最後まで残り、雪が積もったノルウェーの山岳部で機動して射撃した。この試験でPzH2000はエンジン過負荷などで故障が多かった。欧州の平地に合わせて開発したPzH2000は雪が積もって滑りやすいノルウェーの急峻な山岳地帯で限界を表わした。

これに対しK9A1は故障もなく生き生きとしていたという。ノルウェーと類似した韓国の冬季の山岳地形で数えきれないほど訓練してきたためだった。K9A1はノルウェーで入札を獲得した後、フィンランドとエストニアなどでも相次いで輸出実績を上げた。K9シリーズは現在9カ国と1520門の輸出契約を結んだ状態だ。これだけではない。エジプトではK9が陸地から15キロメートル離れた海上の40メートル×60メートルの標的を正確に打撃した。1キロメートル離れた戦車サイズの小さな標的を当てる試験も通過した。K9で敵の戦車やバンカーなどを照準して破壊できるという話だ。


韓国航空宇宙産業(KAI)のFA50軽攻撃機も最近世間の注目を集めている品目だ。F16戦闘機を縮小した水準だが内容は先端だ。強大国でない場合、本格的な戦闘機よりFA50のような小さな戦闘機がむしろ役に立つ。空軍ブラックイーグルスがFA50の訓練機種であるT50で空中曲芸を行うのを見れば機動性がどれだけ優れているのかを知ることができる。ポーランドも今回48機を買うことにした。近い将来韓国製戦闘機KF21が出てくれば欧州の戦闘機と国際市場でも堂々と競争できると見込まれる。

国防科学研究所(ADD)が開発してLIGネクスワンが生産する天弓(M-SAM2)も人気だ。韓国型パトリオットミサイルと呼ばれ、北朝鮮の弾道ミサイルを中止させるために2011年に開発された。現在北朝鮮のスカッドミサイル程度は安定的に迎撃できる水準だ。天弓の特徴は発射された後、最後の段階で側面推進力装置でもう一度急旋回して敵が撃ったミサイルを空中で迎撃できる点だ。1月にアラブ首長国連邦(UAE)に35億ドル相当を売ることで契約を結んだ。

韓国の兵器は海でも競争力を発揮している。次期護衛艦(FFX)と新型駆逐艦(KDDX)は先端統合型マストとフェーズドアレイレーダーを装着している。造船業界はKDDXが小さなイージス艦水準であるだけに十分に輸出競争力があるとみている。「国防革新4.0」とともに現代ロテムとハンファディフェンスなどが開発中である無人戦闘システムも防衛産業輸出の新たな領域を開くものと期待されている。


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