台風14号「NANMADOL(ナンマドル)」の影響で済州(チェジュ)で1人が亡くなるなど被害が相次いだ。済州は19日、台風14号の影響圏から次第に抜けつつある。
◆台風14号で済州で1人死亡、救助隊員負傷
19日、韓国気象庁によると、この日午前9時基準で、済州島には強風注意報、済州島近海には風浪注意報が下されている。この日午前4時を基準に、済州島南部近海・済州島東部近海に下された台風特別警報は風浪注意報に切り替わった。この日午前3時ごろ、済州道西帰浦市(ソグィポシ)に最も近接した台風は午前10時に慶尚道(キョンサンド)付近に到達した。
台風14号による人命被害も発生した。18日午後7時47分ごろ、済州市龍潭(ヨンダム)3洞海岸道路付近の岩場で釣りをしていた66歳の男性Aさんが波に引き込まれたようだという通行人の通報が海洋警察に入った。この男性はこの日午後11時12分ごろに救助されたが死亡が確認された。この過程で海洋警察救助隊員3人が波に巻きこまれて腰や脚、肩などを負傷した。このうち1人は病院に搬送されて治療を受けた。
中心気圧が965ヘクトパスカル、最大風速37メートル(時速133キロメートル)、「強い」勢力の台風14号は、鹿児島の北約230キロメートル付近の陸上を時速15キロメートルの速度で北北東進している。その後、20日午後6時ごろに札幌の南南東側約420キロメートル付近の海上で消滅する予定だ。
済州は20日まで14号の間接影響を受ける。済州島の陸・海上には瞬間風速15~25メートル(時速55~90キロメートル)の非常に強い風が吹き、海上では2~6メートルの高波が発生することが予想されている。現在まで白鹿潭(ペンノクタム)28.9メートル、高山(コサン)23.5メートル、月汀(ウォルジョン)20.2メートル、セビョルオルム19.1メートル、南元(ナムォン)16.9メートルなどの強い風を記録している。
◆19日、済州空港航空機ほぼ正常運航
済州国際空港では航空機の大部分が正常運航中だ。だが、台風の影響を受ける金海(キムヘ)空港路線など一部路線では支障が生じる可能性があり、利用客は運航状況について事前に把握しておいたほうがよい。漢拏山(ハルラサン)7つの入山コースのうちトンネコ コースの登攀も全面的に禁止された。
強風に伴う高波で済州と別の地域をつなぐ9航路の旅客船12隻はすべて欠航した状態だ。海上の波も済州付近は2~8メートル、南側遠海は最大10メートル以上と非常に高くなっている。韓国気象庁は「20日まで大波による高波が白砂浜に強く押し寄せ、岩場・防波堤、海岸道路を越えてくる場所もあるので人命・財産被害がないように留意してほしい」と呼びかけた。
◆台風14号で済州で1人死亡、救助隊員負傷
19日、韓国気象庁によると、この日午前9時基準で、済州島には強風注意報、済州島近海には風浪注意報が下されている。この日午前4時を基準に、済州島南部近海・済州島東部近海に下された台風特別警報は風浪注意報に切り替わった。この日午前3時ごろ、済州道西帰浦市(ソグィポシ)に最も近接した台風は午前10時に慶尚道(キョンサンド)付近に到達した。
台風14号による人命被害も発生した。18日午後7時47分ごろ、済州市龍潭(ヨンダム)3洞海岸道路付近の岩場で釣りをしていた66歳の男性Aさんが波に引き込まれたようだという通行人の通報が海洋警察に入った。この男性はこの日午後11時12分ごろに救助されたが死亡が確認された。この過程で海洋警察救助隊員3人が波に巻きこまれて腰や脚、肩などを負傷した。このうち1人は病院に搬送されて治療を受けた。
中心気圧が965ヘクトパスカル、最大風速37メートル(時速133キロメートル)、「強い」勢力の台風14号は、鹿児島の北約230キロメートル付近の陸上を時速15キロメートルの速度で北北東進している。その後、20日午後6時ごろに札幌の南南東側約420キロメートル付近の海上で消滅する予定だ。
済州は20日まで14号の間接影響を受ける。済州島の陸・海上には瞬間風速15~25メートル(時速55~90キロメートル)の非常に強い風が吹き、海上では2~6メートルの高波が発生することが予想されている。現在まで白鹿潭(ペンノクタム)28.9メートル、高山(コサン)23.5メートル、月汀(ウォルジョン)20.2メートル、セビョルオルム19.1メートル、南元(ナムォン)16.9メートルなどの強い風を記録している。
◆19日、済州空港航空機ほぼ正常運航
済州国際空港では航空機の大部分が正常運航中だ。だが、台風の影響を受ける金海(キムヘ)空港路線など一部路線では支障が生じる可能性があり、利用客は運航状況について事前に把握しておいたほうがよい。漢拏山(ハルラサン)7つの入山コースのうちトンネコ コースの登攀も全面的に禁止された。
強風に伴う高波で済州と別の地域をつなぐ9航路の旅客船12隻はすべて欠航した状態だ。海上の波も済州付近は2~8メートル、南側遠海は最大10メートル以上と非常に高くなっている。韓国気象庁は「20日まで大波による高波が白砂浜に強く押し寄せ、岩場・防波堤、海岸道路を越えてくる場所もあるので人命・財産被害がないように留意してほしい」と呼びかけた。
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