気象衛星「千里眼2A号」が5日に捉えた台風11号の様子。台風の目がはっきりと観察されるほど強力な威力を誇示している。[写真 気象庁]
千里眼の衛星映像を見れば、台風11号は今月初めに台風の目が消えるなど構造が壊れる姿を見せた。しかし、その後本格的に北上を始め、再び台風の目がはっきり現れるなど台風の構造を取り戻し、勢力もさらに拡大した。実際、4日朝と夕方に台風の目を撮影した衛星写真を比較すると、夕方に台風の目がより明確で回転速度も強いことが分かる。気象庁のハン・サンウン総括予報官は「台風11号は北緯30度を越えてもさらに発達する異例の台風」とし「台風の目もさらに明確になり、四方に円形となる雪壁(Eyewall)の形態がはっきりと現れた」と説明した。
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