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光復節慶祝式で尹大統領の隣席に座っていた女性「親日派子孫」論議…韓国報勲処は反論

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

15日、ソウル龍山大統領室庁舎の広場で開催された第77周年光復節慶祝式で万歳三唱をする尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人。 大統領室写真記者団

韓国国家報勲処は最近、光復節(解放記念日)慶祝式で尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の隣席に座っていた女性が親日派子孫だという一部の主張に反論した。

これに先立って、ネット上で浮上したシャーマン疑惑は該当女性の正体が張成順(チャン・ソンスン、1990年愛国章)先生の曾孫女であることが明らかになり一段落したが、あるメディアは「独立運動をして日帝に投降し、帰順証まで受けた張成順先生がどうやって独立有功者として認められたのか」という趣旨で問題を提起した。

これに対して、報勲処は23日、説明資料を通じて「張先生が旧日本軍第19師団に亡命の意思を明らかにしたことと逮捕され死刑宣告を言い渡されて減刑されたのは事実」としながらも「日帝に亡命の意思を明らかにしたことだけで親日行為と判断することはできず、庚申惨変(間島事件)の性格と亡命過程、亡命以降の行跡などを総合的に判断して親日かどうかを検討しなければならない」と明らかにした。


また、「このような事実は最初の叙勲当時にも認知し、検討した内容」とし「叙勲以降にもこのような問題提起があり、独立有功者公的検証委員会は2022年4月11日張先生の功績に関する報道に言及された資料だけでなく、関連判決文、受刑記録、除籍簿など公的関連資料を綿密に検討し、議論した」と説明した。

報勲処は「その結果、庚申惨事に関連して亡命の意思を明らかにした後、逮捕され死刑宣告を言い渡されて死亡直前まで12年間余りの獄苦を経験した点、日帝に協力して独立運動関連情報提供などをした事実が確認されなかった点など叙勲を維持することに問題がないと判断し『変わりなし』に決めた」と説明した。

特に、報勲処は「該当記事で『光復節慶祝式会場で起きたことは独立有功者に対する確実な情報把握ができない政府の乱脈ぶり』という内容は事実とは違う」と強調した。

報勲処は「海外の子孫は報勲処が愛国志士の勲格や子孫本人の職位、韓国語疎通能力などを考慮して推薦している」とし「(張先生の曾孫は)光復会米国西南部支会事務総長として活動している」と説明した。

同時に「政府記念行事を準備する主務部署は独立有功者に関する情報を正確に把握して招請し、席を配置していることを明らかにする」と付け加えた。



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