対テロ作戦用多脚歩行ロボット 鳥瞰図 [資料=現代ロテム]
現代ロテムは今回の協約で、2024年までに対テロ作戦用多脚歩行ロボットを開発し、ロボット本体、任務装備および遠隔操縦装置など試作品を陸軍に納品する方針だ。
対テロ作戦用多脚歩行ロボットは4足歩行ロボットで、険しい道および障害物区間でも自由に移動でき、遠隔操縦が可能だ。ロボットアーム、遠隔武装統制装置、閃光爆音弾および催涙ガス散布装置、体温測定装置など多様な任務装備を脱付着でき、多くの用途に活用できる。
現代ロテムは今回の事業を通じて多脚型プラットホーム核心技術を高度化し、ロボティクス、先端技術を中心に再編中の未来防衛産業市場に対応した技術力量を強化する計画だ。
現代ロテムは4月に業務協約(MOU)を締結したレインボーロボティクスと今回の事業を進ていく計画だ。現代ロテムがシステム総合を担当し、レインボーロボティクスの民需用多脚歩行ロボットプラットホームを基盤にハードウェア、ソフトウェアなど軍用改造開発に取り組む。
現代ロテム側は「対テロ作戦用の多脚歩行ロボット開発事業の受注で多脚型プラットホーム関連の核心技術を確保し、関連事業基盤を強化する」とし「研究開発活動に力量を集中し、未来製品の需要に先制的に対応して技術競争力を高めていきたい」と述べた。
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