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400ミリの大雨で荒地になった韓国首都圏…きょう300ミリの降雨予想

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

8日、ソウルおよび京畿(キョンギ)北部地方に降った集中豪雨による被害写真がオンラインを通じて共有された。ある男性が浸水した車両の上に座って水難を避けている。[写真 オンライン掲示板 キャプチャー](中央日報日本語版)

前日、首都圏などに400ミリの大雨が降ったことに続き、9日また300ミリの大雨が降るものと予想されて大雨による被害に留意する必要がある。

気象庁はこの日、停滞前線の影響で中部地方と全北(チョンブク)、慶北(キョンブク)に突風とともに雷・稲妻を伴う雨が降るものと予報した。




強い雨の雲が東西に長く南北の幅が非常に狭い。雨が降る間地域別降水量の差が非常に大きく、移動速度が遅くて1時間当たり50~100ミリの大雨が降る所がある。

前日、最大400ミリの雨が降った首都圏と江原道(カンウォンド)にさらに雨が降るだけに雨による被害に徹底的に備える必要がある。

10日まで予想降水量は▼首都圏、江原内陸・山地、忠清(チュンチョン)北部、慶北北西内陸100~200ミリ(首都圏、江原内陸・山地の多い所300ミリ以上) ▼江原、東海岸、忠清圏(北部除外)、慶北北部(北西内陸除外)、西海の5島50~150ミリ▼全北、鬱陵島(ウルルンド)、独島(ドクト)20~80ミリの水準だ。

山林庁は首都圏地域に前日から異例的な大雨が発生するにつれ、ソウルと仁川(インチョン)、京畿地域に9日午前1時を期して山崩れの危機警報を「注意」から「警戒」に上方修正した。

江原、忠北、忠南地域は「注意」段階を、残りの市・道地域は「関心」段階を維持する。山林庁の山崩れ危機警報は関心-注意-警戒-深刻段階に区分される。

政府も災難危機警報を最も高い段階にあたる「深刻」に格上げした。

中央災害安全対策本部は非常3段階を発令して民間機関と団体に出勤時間を調整するように求めた。

韓悳洙(ハン・ドクス)首相は「関係機関は総力をあげて大雨による被害が発生しないように常時非常体系を維持し、大雨の被害による国民の不便がないように迅速かつ徹底的に対応してほしい」と緊急指示した。

また、政府は公共機関の出勤時間を午前11時以降に調整することを求めた。

中央災害安全対策本部はこの日午前2時55分ごろ、京畿、ソウル、仁川など首都圏地域の住民たちに送った安全メールを通じて「行政および公共機関は9日出勤時間を11時以降に調整するように措置をとった」として「民間機関・団体は状況に合わせて出勤時間を調整するように求めた」と案内した。



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