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ペロシ氏去った後に朴振外交部長官の訪中発表…「反中」叫んでいた尹政権が変わった(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
このため朴長官が今回の訪中を通じて米国が主導する半導体供給網構想である「チップ4」に韓国が参加することなどが中国を排除するものではないという点を積極的に説明するだろうという見方が出ている。

亜洲(アジュ)大学のキム・フンギュ教授は「中国は尹錫悦政権が『親米反中』に転じたと判断している。政府が反中などの政治スローガンを強調した大統領選挙の時とは違い中国に柔軟な立場を見せるのは、中国に対する外交的刺激が場合によっては『THAAD報復』と比較できないほど莫大な『費用請求』につながりかねないという現実的認識のため」と話した。

実際に中国は韓国の「チップ4」参加を通じた中国に対するデカップリングに参加しないようメッセージを出していた。今回の会談ではこれとともに高高度防衛ミサイル(THAAD)システムと関連した「3不政策」(THAADを追加配備しない、米国のMDに参加しない、韓米日軍事同盟に参加しない)の維持を具体的に要求する可能性もある。


これと関連し在中韓国大使館高位関係者はこの日「前政権の関連交渉首席代表と政府報道官が『THAAD3不』は約束ではないと明らかにしている」として、ひとまずTHAAD3不は政府間の公式合意ではないという既存の立場を再確認した。

◇対北朝鮮レバレッジなど「ジレンマ」

米中間で「戦略的曖昧さ」を基にいわゆる「バランス外交」を指向した文在寅(ムン・ジェイン)政権とは違い、尹錫悦政権はこれを批判して対米外交中心の「戦略的明確性」を強化してきた。

問題は中国が非核化などと関連した北朝鮮の態度変化を牽引できる唯一の国と評価される点だ。

これと関連して慶熙(キョンヒ)大学のソ・ジョンゴン教授は「前政権のバランス外交が失敗した原因は米中の顔色をうかがって結果的に双方ともに消極的に対処したため。中国を意識してペロシ議長との接見を避けるのではなく、双方に堂々と会って韓国の立場を積極的に表明するのがむしろ外交的な実力と立地を広げる道」と指摘した。


ペロシ氏去った後に朴振外交部長官の訪中発表…「反中」叫んでいた尹政権が変わった(1)

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