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「腫れ上がった顔で呪いを吐き出す」…前「プーチン後継者」の怒り(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ドミトリー・メドベージェフ露国家安保会議副議長

「ジョー・バイデン米国大統領は認知症老人」

「欧州連合(EU)の指導部は気違い」

「ロシアは近く地図からウクライナを消えさせるだろう」


ガーディアン誌は1日(現地時間)、「ロシアの大統領と首相を務めたドミトリー・メドベージェフ(57)露国家安保会議副議長の目で見る世界にようこそ」として最近彼のこのような発言を紹介した。「最新IT機器やポップ音楽を愛する自由主義者から破壊虐殺を擁護する優越主義者へ」。2008年大統領就任以降、メドベージェフ副議長の政治旅程はこのようにまとめられる。

メドベージェフ副議長は最近では自身のソーシャルメディア(SNS)にこのように書き込んだ。「人々は私に(発言が)なぜそのように過激かと尋ねる。このように答える。私は彼らを嫌う。彼らは獣であり堕落した。彼らはわがロシアが死ぬことを願う。そして、私が生きている限り、私は彼らを消えさせるためにすべてのことを尽くす」。ただし彼は「彼ら」がウクライナなのか、西欧の政治家たちなのか、二つともなのかを明示していない。

これは身近で自由奔放だった大統領在任時代とはかなり違う。インターネット門外漢と知らされた前任大統領ウラジーミル・プーチン氏とは違い、彼は過去シリコンバレーを訪問してアップル創業者スティーブ・ジョブズ氏と認証写真を撮影し、韓国からプレゼントされたサムスン電子のギャラクシータブの口コミを投稿するなどIT機器とインターネットに関心が大きかった。ツイッターにもほぼ毎日綴ったりした。公演や写真にも関心が多い。ロック音楽のファンであるメドベージェフ氏はエルトン・ジョンのコンサートにも行ってきて直接撮影した写真展示会も数回開いた。メドベージェフ氏の変化は言動に限らない。ガーディアン誌は「彼の容貌は思想に劣らず大きく変わった」と注目した。「10年前の彼は少年のような容貌できれいなスーツ姿で国家を率いる魅力的な指導者だったが、もう汚らしくて腫れ上がった顔にきらりと光らせる目で西欧社会に向かって呪いを吐き出している」と酷評した。

ガーディアン誌は「メドベージェフ氏の再起動されたペルソナは、大統領退任以降10年間直面した暗たんたる状況で政治を継続するための名分を探そうとする必死な試み」と分析した。ロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の側近マリア・ペヴチク氏は5月ある討論会でメドベージェフ氏に対して「自ら無意味で情けないと感じる時、自身を再創造しようと努力する傾向がある」とし「メドベージェフ氏は散髪したり体育館で運動したりすることもできたが、その代わりに彼は『鷹』(hawk・タカ派)になることを決心した」と指摘した。


「腫れ上がった顔で呪いを吐き出す」…前「プーチン後継者」の怒り(2)

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