韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人が6月29日午後(現地時間)、スペイン・マドリード市内のホテルで開かれた在スペイン同胞招待晩餐懇談会で拍手をしている。[写真 大統領室写真記者団]
崔氏は1日午前、MBC(文化放送)のラジオ番組『キム・ジョンべの視線集中』に出演して「一部では参謀の刷新、大統領室の刷新という声も出ているが、それはすべて副次的なことだ。大統領夫妻の刷新が必要だ」と主張した。
金夫人は尹大統領の支持率が下落を続けていた先月に公開活動をやめていたが1カ月余りぶりの先月28日に次世代イージス艦「正祖大王(チョンジョデワン)」の進水式に姿を現した。
崔氏は「事実、当選者身分だったときから期待値がそれほど高くなかった。いわゆるハネムーン期間に高い支持率を示し、時間を置いて下落した過去の事例と比較しても、研究課題ではないかと思うほどかなり特異な現象」と指摘した。
続いて「このように就任初期に支持率が下落を示し、その原因が大統領本人にあるにも関わらず国民に謝罪を一度もしていない」と批判した。
あわせて「文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の場合には本当に国民にお詫びするべき場面ではお詫びした。ところが今の尹大統領は別の見方をすれば驚異的とも言うべきか」とし「尹大統領はいつも別の見方をすれば剣の柄を握っていて攻撃的で、防御も攻撃的にする人だ。これを変えるのは難しいが、大統領なので変えなければならない。変えなければ切られることになっている」と強調した。
執権与党に対しても「支持率下落の要因のかなりの部分に寄与している。大統領と与党が支持率下落を両脇から牽引(けんいん)している」と評価した。
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