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北朝鮮強制送還の「キーマン」金錬鉄元統一長官帰国…自宅で滞在中

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2020年6月9日に青瓦台で開かれた国務会議に出席した当時の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)元国防部長官(左側)と金錬鉄(キム・ヨンチョル)元統一部長官。 青瓦台写真記者団

脱北漁民強制送還事件で告発された金錬鉄(キム・ヨンチョル)元統一部長官が26日、帰国した。

法曹界と統一部関係者によると、今月中旬米国留学中である子どもに会うために出国した金前長官はこの日午後、仁川(インチョン)国際空港に帰国したと伝えられた。その後、金前長官はソウルに位置した自宅に留まっていることが分かった。

これに先立って、金前長官が出国したという便りが伝えられると与党では金前長官が検察捜査網を避けるために「逃避性」出国をしたのではないかという指摘が出た。


金前長官が帰国するにつれ、脱北漁民強制送還事件を捜査しているソウル中央地検公共捜査第3部(部長検事イ・ジュンボム)は早ければ来月初め・中旬ごろ、金前長官を召喚調査する方針だ。検察は金前長官が事件当時「脱北漁民の亡命意思に真正性がないと判断した」と発表した経緯などについて確認する計画だ。

一方、脱北漁民の送還に先立ち、合同尋問調査を早期終了させた疑いで告発された徐薫(ソ・フン)元国家情報院長も近く検察調査を受けるために帰国する可能性が提起されている。



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