ポルシェを代表するスポーツカー911は韓国国内で納車に4年かかるという。 [写真=ポルシェ]
◆夢の中のドリームカーになったポルシェ
ところで営業社員から実際に納車時期を聞いたパクさんは驚いた。ポルシェは1年程度ではなく、ほとんどが2年以上、さらには4年以上も待つ車種があることを知った。パクさんは「これほど車両出庫の遅延が深刻だとは思っていなかった」とし「ポルシェの新車は、現実に見ることができず、夢の中に出てくる本当の『ドリームカー』になってしまった」と話した。
中央日報が24日に入手したポルシェの車両ストック(在庫)および納車期間現況によると、現在、韓国国内にはポルシェの在庫が1台もないことが確認された。ポルシェ側の関係者は「半導体供給不足による出庫遅延に、ロシア-ウクライナ戦争によるグローバルサプライチェーン不安定のため、納車期間が長くなっている」とし「(納車に)2-4年かかるという話を聞いて引き返す顧客が増え、残念な状況」と説明した。
◆半導体供給不足で出庫遅延
ポルシェを代表するスポーツカー911の場合、納車まで4年かかることが分かった。セダンのパナメーラとSUVのカイエン、マカンは納車期間が2年6カ月だ。マカンの電気自動車モデルも事前予約を最近受け始め、出庫遅延はさらに深刻になると予想される。ポルシェの初の電気自動車(BEV)タイカンの場合、納車まで1年6カ月と他の車種に比べて良好な方だが、最近は契約が世界的に増えているため近く納車期間が2年を超える可能性が高い。
これを受け、中間エージェントのような非公式ルートを通じてポルシェを早期に購入できるという噂が自動車業界に出ているが、問題が発生した場合、ポルシェ側は一切の被害補償をしないという立場を決めた。輸入自動車協会(KAIDA)によると、ポルシェは昨年8431台の車を販売し、過去最多の販売台数となった。
◆ポルシェ、国内年間1万台販売が目前
今年上半期にも4694台が売れ、こうした傾向が続けば昨年の記録をまた更新するとみられる。早ければ今年または来年ごろ「1万台販売クラブ」入りが予想される。金融監督院に提出した監査報告書によると、ポルシェは昨年、韓国国内での売上高が1兆294億ウォン(約1070億円)だった。韓国に公式的に進出した2014年以降の最大売上高で、2年(2020、21年)連続で1兆ウォンを超えた。
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