米国、半導体「チップ４」参加に圧力…米中選択の岐路に立たされた韓国政府「決まっていない」

2022.07.15 06:51

５月サムスン電子の李在鎔（イ・ジェヨン）副会長が京畿道平沢（キョンギド・ピョンテク）サムスン電子半導体工場を訪問した尹錫悦大統領とジョー・バイデン米国大統領を案内している。［写真　大統領室写真記者団］

韓国政府は韓米半導体協力の必要性は認めながらも具体性をもつ連合体とされるチップ４に本格的に参加する方針については苦心中だ。韓国がチップ４同盟に本格的に参加する場合、これは半導体などサプライチェーン分野で米国主導の対中圧迫路線に参加するという意味に読まれる可能性があるからだ。

この場合、中国の反発で現在維持されている対中半導体交易にも悪材料となり得る。これを受け、外交部は「チップ４同盟」という言葉の代わりに「半導体関連米国など国際社会との協力」という曖昧な表現を使うように立場表明を差し控えている。

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