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スミス米下院議員「北朝鮮と文政府が強制送還を共謀」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

クリス・スミス議員

米国下院「トム・ラントス人権委員会」の共同議長を務めるクリス・スミス(共和党)議員は12日(現地時間)「今回の悲劇的な事件は北朝鮮共産主義政権の野蛮的な行為と前任の文在寅(ムン・ジェイン)政府の冷淡な共謀をはっきりと見せる」と明らかにした。

スミス議員はこの日、声明を出して「法律違反行為の有無と関係なく、この脱北民は自分の意思に反して送還されてはならなかった」と明らかにした。

また「先月24日聴聞会で述べたように私は昨日起きた状況(北朝鮮に送還された当時の写真公開)に衝撃と驚きを感じた」として「誰が、なぜ指示を与えたかを糾明するためには、まだ徹底した調査が必要だと信じる」と話した。


トム・ラントス人権委員会は先月24日「韓国難民政策と尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府」をテーマにした聴聞会でも脱北漁民の強制送還に対して問題を提起した。

この席でスミス議員は「文在寅政府が2019年二人の脱北漁民をひどい運命の中に送りかえした時、みんなが衝撃を受けたし、驚いた」と話した。

また、「当時文在寅政府が前面に出した(強制送還の)口実、すなわち漁夫が殺人犯というのは非常に疑わしく聞こえたし、疑惑を調査するにも十分な時間は与えられなかった」と指摘した。

米国北朝鮮人権委員会のグレッグ・スカラトー事務総長もこの日「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」とのインタビューで「真の自由民主主義国家として知らされた韓国で亡命の意志を明確に明らかにした脱北民を北朝鮮に強制送還する姿に幻滅を感じた」として「これは数年間中国が脱北民を強制送還したことと変わらない行動で、残忍で容認できない」と批判した。



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