双龍車が5日、仁川ネストホテルで中型SUV「トーレス」新車発表会を開いた。ロッテホームショッピングが開発した仮想人間「ルーシー(LUCY)」が自動車マーケターに変身して「トーレス」を紹介した。 [写真=双龍車]
双龍車はこの日、仁川永宗島(インチョン・ヨンジョンド)のネストホテルで、チョン・ヨンウォン双龍車法定管理人とソン・モクレ労働組合委員長、協力会社・代理店代表など約300人が出席した中、新車発表会を開いた。チョン氏は「渾身の力で双龍車の遺伝子(DNA)を入れて開発した」とし「今後、中型級SUV電気自動車も出して『SUV名家』の地位を回復する」と明らかにした。
トーレスは双龍車の新しいデザインビジョンと哲学「パワード・バイ・タフネス」(Powered by Toughness)に基づいてデザインした最初のモデル。後面のブレーキランプは太極旗(韓国の国旗)の乾坤坎離の「離」の模様を表現し、大韓民国の正統SUVの代表である点を強調した。
積載空間は703リットルで、座席をたためば1662リットルの積載が可能だ。燃費は1リットルあたり11.2キロ。販売価格は2740万-3020万ウォンで、同級の起亜スポーテージやヒョンデ(現代自動車)ツーソンより600万ウォン(約62万円)以上安い。環境性が認められて第3種低公害自動車認証を受け、混雑通行料や公営・空港駐車場利用料が50-60%減免される。
ソウル回生裁判所は先月、双龍車最終買収予定者にKGコンソーシアムを選定した。KGコンソーシアムは買収代金3355億ウォンと運営資金5645億ウォンの計9000億ウォンを双龍車買収に投入する予定だ。この日、行事場所を訪れたクァク・ジェソンKGグループ会長は「人生最後の困難を迎える経営者の時間になりそうだ」とし「双龍車が立派な会社で生まれ変われるよう努力していく」と述べた。
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