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督促状貯まっていた「莞島失踪家族」…1泊40万ウォンのプール付きペンションに6泊=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
Q:犯罪被害の可能性は。

A:「非常に希薄に見える。もし何か危険を感じたとすれば莞島に戻らなかっただろう。また来たのを見れば結局は終着点がそこ(莞島)と判断したのではないか」。

Q:極端な選択以外の可能性はないか。


A:「密航など海外逃亡を念頭に置くことができるが、それならば子どもをあのように荷物のようにしては難しくないだろうか。小学校5年生なら幼い子どもではないのではないか。密航するならば(簡単に)移動できる状態でするのがはるかに合理的だ。普通あの程度の年齢の子どもならば(だれかが)おぶって動けば目覚める。(ペンションの防犯カメラの映像を見ると)子どもはぐったりしている。睡眠薬などを念頭に置けるほどの状況だ」。

Q:夫婦の間に極端な選択に対する共感があったとみるか。

A:「共感もなく子どもがあの状況になったが夜中に連れて出て行ったりはしなかったようだ」。

Q:莞島に滞在中の中間の行動を調査すれば行方を推定できるほどの端緒が出てこないだろうか。

A:「もともとは済州に行くと言っていたが、莞島を最後の終着点に選択したのは両親の縁故など何か理由があるのだろう」(※莞島には父親の母の実家があるが現在はだれも住んで折らず空き家だと警察は伝えた)。

Q:極端な選択を念頭に置いていたとすればあえて1日40万ウォンのプール付きペンションに滞在する理由はあっただろうか。チョさん一家がペンションに滞在する間ほとんど外出せずプールも利用しなかったというが。

A:「(人生の)最後なら金銭的費用は重要ではないのではないか。子どもには旅行だと話し、それに合わせた行動を取ったのだろう。ひとまず旅行の基本的な要件は備えなければならないのではないか。小学校5年生程度なら(旅行なのか、そうでないのか)判断できる。しかし抵抗もありえるので多分(娘を)動けなくさせることが優先でなかっただろうか」(※チョさんの母親は体験学習申し込み当日にインターネットでペンションを予約した後、宿泊費を口座に振り込み、チョさんは体験学習申し込み翌日の5月18日から欠席したという)。

Q:チョさん一家の乗用車がまだ発見されていないということは海に転落したり密航の可能性だけ残るが。

A:「子どもを連れて密航するのは想像できない。密航するというのは借金を多く抱えた人の逃亡の可能性だが、借金をした本人(チョさんの父親)だけ逃亡すれば良いのではないか。逃亡するつもりならば何人も連れて行くは難しいのではないか」。

Q:チョさん一家の携帯電話が順番に途絶えた。

A:「一気に消えたのではない。車が残っているならばさまざまな可能性を念頭に置くことができるだろうが、車も見つからず、車と人が一緒にいると仮定するのが一番合理的なようだ。水の中であれどこであれ…」(※チョさん一家の携帯電話はペンションから出た直後の先月31日午前0時40分(チョさん)、1時9分(母親)、4時16分(父親)の順で途絶えた。チョさんの携帯電話の信号はペンションから3.9キロメートル、車で6分の距離である松谷船着場で最後にとらえられた)。


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