尹錫悦大統領と金建希夫人が27日午後(現地時間)、NATO(北大西洋条約機構)首脳会議の参加のためにスペイン・マドリード国際空港に到着して移動している。[写真 大統領室写真記者団]
韓国の首脳が米国と欧州中心の集団安保体制であるNATO首脳会議に参加するのは今回が初めてだ。韓国をはじめ、日本やオーストラリア、ニュージーランドなどアジア・太平洋地域4カ国が「パートナー国」として公式招待された。NATOが今回の首脳会議で中国の軍事的浮上を新しい脅威として対応する計画である中、米国が欧州とアジアの同盟友好国を集めて中国・ロシアという二つの脅威に同時に対応する狙いという分析がある。ただし、大統領室は「NATO会員国および参加国と経済・人権・技術分野などでのネットワーク拡大および深化に集中する方針」とし、NATOの反中・反露基調とは一定部分距離をおいた。
27日夜、スペインに到着する尹大統領は一晩休息を取った後、28日午後フィンランドを皮切りにオランダ・ポーランド・デンマーク(29日)・チェコ・英国(30日)と相次ぎ二国間首脳会談を行う。尹大統領はこの国と「包括的安保」のレベルで原子力輸出および半導体、防衛産業、再生可能エネルギーなどについて意見を交換する方針だ。欧州連合(EU)執行委員長とカナダおよびルーマニア首脳とはそれぞれ略式会談を行う。
歴訪のハイライトは29日になる見通しだ。尹大統領は29日午後2時30分ジョー・バイデン米国大統領、岸田文雄首相とともに3カ国首脳会談を行う。北朝鮮の核実験兆候など高度化しつつある北朝鮮の挑発の動きが主な議題となる。また、午後3時に開催されるNATO同盟国・パートナー国首脳会議で尹大統領は3分程度の演説を通じて北朝鮮の非核化に向けた国際社会の支持を呼びかける計画だ。
歴訪に同行する金建希(キム・ゴンヒ)夫人はスペイン王室が用意した配偶者セッションに参加する。尹大統領夫妻は30日午後、スペイン経済関係者との午餐会に参加した後、帰国の途について韓国時間で来月1日午前城南(ソンナム)ソウル空港に到着する予定だ。
一方、尹大統領夫妻のソウル空港出国には金大棋(キム・デギ)大統領秘書室長や金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長、イ・ジンボク政務首席、イ・サンミン行政安全部長官などが見送った。国民の力では権性東(クォン・ソンドン)院内代表と宋彦錫(ソン・オンソク)院内首席副代表が参加した。李俊錫(イ・ジュンソク)代表は参加しなかった。
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