北朝鮮映画『一昼一夜』で主人公のラ・ミョンヒ役を務めた新人俳優。[写真 英テレグラフユーチューブ]
18日の北朝鮮メディアによると、4・25芸術映画撮影所が公開した芸術映画『一昼一夜』の主演女優は顔が知られていない新人だ。女優の身元は公開されていない。
この映画は戦争老兵ラ・ミョンヒをモデルにした。別途の試写会を行った後、4月の金日成(キム・イルソン)誕生日の太陽節と朝鮮人民革命軍創建90周年慶祝映画上映週間に上映されるなど北朝鮮社会で注目を集めた。
また、最近北朝鮮で人気を呼んだテレビ連続ドラマ『最後の一球』の主演もやはり新人俳優だった。このドラマは1970年代に世界卓球大会を制覇した「卓球女王」パク・ヨンスンの生涯をモチーフにした6部作だ。選手時代のパク・ヨンスン役は新人俳優のリ・ヒョシム(22)だった。
在日本朝鮮人連合会機関紙の朝鮮新報はリ・ヒョシムが平壌(ピョンヤン)演劇映画大学俳優学部映画俳優課3年生として在学中だと紹介した後、「多くの視聴者が彼女を卓球選手の経歴を持つ俳優と錯覚した。真の演技を見せてくれた」と絶賛した。
朝鮮新報は北朝鮮ドラマ『最後の一球』で主役を演じたリ・ヒョシムがインタビューで「未熟な演技だったが人々が過去の生きているパク・ヨンスンを見るようだと話す時本当に興奮と激情が大きかった」と話したと伝えた。
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