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「韓国軍出身ユーチューバーのイ・グン、ロシア兵2人射殺…おかげで助かった」絶賛したチーム員

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イ・グン氏[インスタグラム キャプチャー]

元韓国海軍特殊戦団大尉でユーチューバーのイ・グン氏とともにウクライナ国際義勇軍に参加したチーム員が、彼がロシア兵2人を射殺したと証言した。

ウクライナ義勇軍としてロシア戦に参加した「バイキング」と名乗る人物は17日、戦争の話を扱うインスタグラムのアカウントにこうした内容を盛り込んだイ氏の活躍像を公開した。

バイキングはイ氏を「ROKSEAL」と表現し、「3月13日~15日にイルピンで最も多事多難だった任務は伝説的なROKSEALが率いる部隊に配置された時」と言及した。


その上で「私たちは集結地に車を運転して行き、任務を受けた後に都市を通過して建物を占領しロシア軍を奇襲した。ブリーフィングでは簡単な任務だったが、民間人が多い町内を通るのは難しくフェンスに穴をあけた」と説明した。

バイキングはある民間人の助けで目的地に無事に到着でき、建物進入後にイ氏がロシア兵を射殺したと明らかにした。

彼は「ある家に到着した時、建物の反対側で(ロシア軍の)装甲車のエンジン音を聞いた。射撃手は対戦車兵器で撃てる有利な場所を探すため上の階に走って行った。だが計画通りにできなかった。射撃手が見つかり銃で撃たれ、銃撃を避けて逃げながら武器を下の階に落とした」と当時の緊迫した状況を伝えた。

バイキングはこの時、イ氏が装甲車を護衛する軍人2人を射殺し「ロシア軍が砲塔を回して私たちをずたずたに引き裂くと予想したが、操縦手が混乱したのか道路の真ん中でUターンした」と主張した。おかげで時間を稼ぐことができ、銃撃され負傷したチーム員を治療して退避できたとバイキングは伝えた。

バイキングは「私たちは断続的な砲撃が続く間もあらゆる障害物を乗り越えあちこち突破しなければならなかった。道を渡るたびに援護射撃をした。ウクライナの司令官がフェンスを乗り越えようとして足を折りかけ、足を引きずり始めると結局2人が倒れた」とした。

このような状況でもイ氏は冷静に状況を統制したというのがバイキングの主張だ。彼は「イ氏は物静かな態度で明瞭で直接的な命令を下した。チーム全体を指揮するプロらしく本当に超現実的だった」と称賛した。

合わせて「その日私たちが救出されたのはイ氏が指揮官として備えた能力のおかげだと考える。私たちはみんな生きており、イ氏が完全に冷静で責任を負うのを見てとても安心した」と付け加えた。

一方、ソウル警察庁国際犯罪捜査隊は14日、イ氏を旅券法違反容疑で送検した。



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