16日に予定された韓国型ロケット「ヌリ号」の2回目の打ち上げが延期された。打ち上げを1日前にした15日に組み立て棟から1.8キロメートル離れた打ち上げ場に移送して点検作業をしていたところ、1段ロケットの酸化剤センサーが非正常に作動するのが見つかったためだ。打ち上げ日程は未定だ。
韓国航空宇宙研究院ロケット事業本部長のコ・ジョンファン氏はこの日午後に開かれたヌリ号打ち上げ現況会見で「現場で原因把握を試みたが、現在としては打ち上げ進行は不可能なものと判断した」と明らかにした。
酸化剤センサーはロケット燃料に火を付ける際に必要な酸素を圧縮し液体化した酸化剤のタンクの充填レベルを測定する装置だ。酸化剤センサー問題は実際に酸化剤を注入する前のこの日午後2時5分ごろに見つかった。この日の点検でセンサー値の変化が見られず、研究陣がさまざまな試みをしたが動かなかったという。コ本部長は「こうした場合、センサーの値を信じることができず、酸化剤がどれだけ搭載されたのか計測できない」と説明した。
ただセンサーのうち正確にどの部分が問題になったのかはまだ明らかになっていない。コ本部長は「1段酸化剤センサー以外他の部品は異常がない」とした。
航空宇宙研究院によると、この日打ち上げ現場で機体内部点検を通じて正確な原因を把握し解決しようとしたがうまくいかなかった。機体が立てられている状態で、接近と確認が難しかったためだ。結局ヌリ号打ち上げ準備委員会を開き、午後5時ごろにヌリ号を組み立て棟に再移送することに決めた。コ本部長は「異常部位が確認されるまでは今後の日程を話すのは難しい」と話した。もし23日を過ぎて打ち上げることになれば打ち上げ予備日指定通知を取り消して再び打ち上げ日を決めて国際社会に知らせる手続きを進めなければならない。
韓国航空宇宙研究院ロケット事業本部長のコ・ジョンファン氏はこの日午後に開かれたヌリ号打ち上げ現況会見で「現場で原因把握を試みたが、現在としては打ち上げ進行は不可能なものと判断した」と明らかにした。
酸化剤センサーはロケット燃料に火を付ける際に必要な酸素を圧縮し液体化した酸化剤のタンクの充填レベルを測定する装置だ。酸化剤センサー問題は実際に酸化剤を注入する前のこの日午後2時5分ごろに見つかった。この日の点検でセンサー値の変化が見られず、研究陣がさまざまな試みをしたが動かなかったという。コ本部長は「こうした場合、センサーの値を信じることができず、酸化剤がどれだけ搭載されたのか計測できない」と説明した。
ただセンサーのうち正確にどの部分が問題になったのかはまだ明らかになっていない。コ本部長は「1段酸化剤センサー以外他の部品は異常がない」とした。
航空宇宙研究院によると、この日打ち上げ現場で機体内部点検を通じて正確な原因を把握し解決しようとしたがうまくいかなかった。機体が立てられている状態で、接近と確認が難しかったためだ。結局ヌリ号打ち上げ準備委員会を開き、午後5時ごろにヌリ号を組み立て棟に再移送することに決めた。コ本部長は「異常部位が確認されるまでは今後の日程を話すのは難しい」と話した。もし23日を過ぎて打ち上げることになれば打ち上げ予備日指定通知を取り消して再び打ち上げ日を決めて国際社会に知らせる手続きを進めなければならない。
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